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NBA

ピアースが“宿敵”レブロンをついに認めた?「今年優勝すれば、ジョーダンに次ぐNo.2になる」

ダンクシュート編集部

2020.09.28

異なる3チームで優勝したとなれば、ピアース(右)もレブロン(左)を認めざるを得ないか。(C)Getty Images

異なる3チームで優勝したとなれば、ピアース(右)もレブロン(左)を認めざるを得ないか。(C)Getty Images

 かつてボストン・セルティックスなどで活躍し、現在は『ESPN』でアナリストを務めるレジェンドのポール・ピアースは、これまでレブロン・ジェームズに対し辛辣な評価を下し続けてきた。5月には同局の番組内で「彼はほかのスターと手を組んでばかり。組織を作り上げるために何をしたんだ?」と発言し、自身が選んだ歴代トップ10から外すなど、最近は“レブロン・ヘイター”のイメージがすっかり定着してしまっている。

 9月25日(日本時間26日、日付は以下同)には、出演した『NBA Countdown』のなかで「現在のリーグでプレーする選手たちはレブロンを恐れている。俺たちの時代にはそんな奴いなかった」と発言。これに対しゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、自身のインスタグラムで「お前がまだブロン(レブロンの愛称)を恐れているのはわかっている。黙って引退後のキャリアを楽しんでろ!」と噛みつくなど、新たな波紋を呼んでいた。
 
 そんななか、26日に行なわれたロサンゼルス・レイカーズとデンバー・ナゲッツによるウエスタン・カンファレンス決勝第5戦で、レブロンは38得点、16リバウンド、10アシストのハイパフォーマンスを披露。4勝1敗でナゲッツを退け、レイカーズを2010年以来のファイナルへ導くとともに、自身も10度目となる頂上決戦進出を果たしてみせた。

 この活躍を受け、ピアースは“キング”に対する評価をついに改めたようだ。27日に出演した同番組内で、次のように発言している。

「もし彼が今年チャンピオンシップを勝ち取ったら、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)に次ぐNo.2となるだろう」

 マイアミ・ヒートでの2012、13年、そしてクリーブランド・キャバリアーズ時代の2016年に続き、3チーム目でのリーグ制覇となれば、さすがのピアースでも認めざるを得ないということか。はたしてレブロンはレイカーズを頂点へと導き、“アンチ”の筆頭を黙らせることができるか。

構成●ダンクシュート編集部
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