NBA

レブロン&デイビスが計65得点!レイカーズが手負いのヒートを破りシリーズ2連勝

ダンクシュート編集部

2020.10.03

レブロン(右)&デイビス(左)の2枚看板は計65得点と爆発。(C)Getty Images

 10月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズ(ウエスタン・カンファレンス第1シード)とマイアミ・ヒート(イースタン・カンファレンス第5シード)のNBAファイナル第2戦が行なわれ、レイカーズが124-114で勝利。シリーズの対戦成績はレイカーズ:2勝、ヒート:0勝となった。

 両チームのスターターは、レイカーズが第1戦と変わらずケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ダニー・グリーン、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ドワイト・ハワードの5人。一方初戦で故障者が続出したヒートは、ダンカン・ロビンソン、ジェイ・クラウダー、ジミー・バトラーの3人に加え、左足底筋膜を断裂したゴラン・ドラギッチに代わってタイラー・ヒロ、同じく首筋痛のバム・アデバヨの代役として、今プレーオフでほとんど出番のなかったマイヤーズ・レナードが先発に抜擢された。

 第1クォーターに主導権を握ったのはレイカーズ。試合開始直後から5本連続で3ポイントを外したものの、ハワードを中心にペイントエリアで堅実に得点を奪う。ヒートはゾーンディフェンスを敷いて対抗するも、今度はレブロン、クーズマが立て続けに長距離砲をヒット。ゾーンが解除されれば再びインサイドを攻め立てるなど、内外で自在に得点をあげたレイカーズが29-23とリードして最初の12分間を終えた。

 続く第2クォーターもレイカーズの優位は変わらず。ヒートはマンツーマン、ゾーンディフェンスを使い分け相手オフェンスの停滞を試みるも、第1クォーターは不発だったレイカーズの3ポイントが当たり始めたことで、流れを引き戻すことができず。着実にフリースローを稼いだバトラーの奮闘で一時は4点差まで迫ったものの、結局は68-54と差がさらに広がる結果となった。
 
 後半は開始から互いにシュートを落とさず、点の取り合いに。レイカーズはレブロン&デイビスの2枚看板が本領を発揮し、第3クォーターだけでレブロンは11得点、デイビスも15得点の集中砲火を浴びせる。ヒートはケリー・オリニクがショットを高確率で沈め反撃に出るも、ロンドが要所で3ポイントを沈め勢いを遮断。103-93と若干差が縮まってラスト12分を迎えることとなった。

 第4クォーターも序盤はハイスコア展開となったが、残り9分30秒から約3分半の間は、両軍ともシュートが入らず一転して膠着状態に。再びスコアが動き出した残り6分からはレブロンがしっかりと試合をクローズ。点差を保ったまま逃げ切りに成功した。

 はたしてレイカーズがこのまま頂点まで駆け上がるのか、それともヒートが意地を見せるのか。注目の第3戦は4日に行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部

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