10月4日(日本時間5日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートによるNBAファイナル第3戦は、ヒートが115-104で勝利。ヒートにとってシリーズ初白星となり、対戦成績は1勝2敗となった。
この試合のMVPが、ジミー・バトラーであることに異論を挟む者はいないはずだ。ゴラン・ドラギッチ、バム・アデバヨとスターター2人を欠くなかで、40得点、11リバウンド、13アシストと八面六臂の大活躍。これは意外にもプレーオフでは自身初のトリプルダブルとなったが、この逆境下でキャリアハイライトとも呼べるパフォーマンスを披露できたメンタリティは称賛に値するだろう。
さらに、ファイナルで40得点超えのトリプルダブルを達成した選手は、過去73年のファイナルの歴史のなかで、バトラーを含め3人しかいないという。
1人目が、1969年のジェリー・ウエスト。レイカーズとボストン・セルティックス、東西の名門が激突したこの年の頂上決戦は、第6戦を終えて3勝3敗と互いに一歩も譲らない展開に。ウエストも初戦でファイナル史上4位となる53得点を叩き出すなど暴れ回っていたが、第5戦でヒザを痛めて以降は満身創痍の状態が続いていた。
そんななかで迎えた最終戦、ウエストは48分フル出場し42得点、13リバウンド、12アシストの大立ち回り。健闘空しくレイカーズは106-108で惜敗したものの、シリーズ平均37.9点、4.7リバウンド、7.4アシストという大活躍が称えられ、敗戦チームから史上唯一となるファイナルMVPに選ばれている。
そしてもう1人の達成者が、今ファイナルでバトラーが対峙しているレブロン・ジェームズだ。当時クリーブランド・キャバリアーズに所属していた2015年ファイナル、相手はその年リーグ最高勝率をマークしていたゴールデンステイト・ウォリアーズ。カイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)、ケビン・ラブの2人を故障で欠くなか、2勝2敗と大健闘で迎えた第5戦、勝てば優勝に大きく近づく一戦で"キング"が本領を発揮する。
この試合のMVPが、ジミー・バトラーであることに異論を挟む者はいないはずだ。ゴラン・ドラギッチ、バム・アデバヨとスターター2人を欠くなかで、40得点、11リバウンド、13アシストと八面六臂の大活躍。これは意外にもプレーオフでは自身初のトリプルダブルとなったが、この逆境下でキャリアハイライトとも呼べるパフォーマンスを披露できたメンタリティは称賛に値するだろう。
さらに、ファイナルで40得点超えのトリプルダブルを達成した選手は、過去73年のファイナルの歴史のなかで、バトラーを含め3人しかいないという。
1人目が、1969年のジェリー・ウエスト。レイカーズとボストン・セルティックス、東西の名門が激突したこの年の頂上決戦は、第6戦を終えて3勝3敗と互いに一歩も譲らない展開に。ウエストも初戦でファイナル史上4位となる53得点を叩き出すなど暴れ回っていたが、第5戦でヒザを痛めて以降は満身創痍の状態が続いていた。
そんななかで迎えた最終戦、ウエストは48分フル出場し42得点、13リバウンド、12アシストの大立ち回り。健闘空しくレイカーズは106-108で惜敗したものの、シリーズ平均37.9点、4.7リバウンド、7.4アシストという大活躍が称えられ、敗戦チームから史上唯一となるファイナルMVPに選ばれている。
そしてもう1人の達成者が、今ファイナルでバトラーが対峙しているレブロン・ジェームズだ。当時クリーブランド・キャバリアーズに所属していた2015年ファイナル、相手はその年リーグ最高勝率をマークしていたゴールデンステイト・ウォリアーズ。カイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)、ケビン・ラブの2人を故障で欠くなか、2勝2敗と大健闘で迎えた第5戦、勝てば優勝に大きく近づく一戦で"キング"が本領を発揮する。