10月6日(日本時間7日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズ(ウエスタン・カンファレンス第1シード)とマイアミ・ヒート(イースタン・カンファレンス第5シード)のNBAファイナル第4戦が行なわれ、レイカーズが102-96で勝利。シリーズの対戦成績はレイカーズ:3勝、ヒート:1勝となった。
両チームのスターターは、レイカーズがケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ダニー・グリーン、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ドワイト・ハワードと、過去3戦と同じ不動のラインナップの5人。ヒートはタイラー・ヒロ、ダンカン・ロビンソン、ジェイ・クラウダー、ジミー・バトラーの4人に加え、第1戦で首を痛め離脱していたバム・アデバヨが待望の復帰を果たした。
第1クォーターは中盤まで一進一退の攻防が続くも、終盤に突き放したレイカーズが27-22でリードする展開に。レイカーズは伏兵コールドウェル・ポープがリズム良くシュートを沈め、このクォーターだけで10得点(フィールドゴール4/6、3ポイント2/3)と不振だった過去3戦の鬱憤を晴らす活躍を披露。一方ヒートはバトラーが5本放ったシュートをすべて沈めるなど、エースの個人技で食らいついていった。
第2クォーターに入ると、ヒートはケンドリック・ナン、アンドレ・イグダーラの3ポイントなどでいきなり11-2のランを仕掛け一気に逆転。さらにボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス決勝で試した"アデバヨのポイントセンター起用"で突き放しにかかる。対するレイカーズはレブロンにミスが目立ったものの、デイビスやグリーン、マーキーフ・モリス、アレックス・カルーソらが得点を稼ぎ、さらには気合の入ったディフェンスで再逆転。互いに譲らず49-47、どちらもシュートを決め切れなかったこともありロースコアな展開で前半を終えた。
迎えた第3クォーター、ヒートは開始直後から5連続得点で逆転するも、直後にレイカーズが7連続得点でリードを奪い返す。レイカーズはレブロン、カイル・クーズマ、デイビスの3ポイントで点差を広げれば、ヒートもケリー・オリニクらの得点で食い下がる。終盤はレイカーズが相手のファウルトラブルに乗じフリースローを着実に沈め、75-70と5点差でラスト12分に突入した。
勝負の第4クォーター、ヒートはヒロ、ロビンソンの3ポイントで2点差に詰めると、残り6分半にはバトラーのドライビングレイアップで同点に追いつく。しかしここからレイカーズはレブロン、コールドウェル・ポープが加点し、差は再び7点に。ヒートもクラウダー、ヒロらのシュートで粘りを見せるも、残り40秒にはデイビスが3ポイントを沈め、この日最大の9点差を奪った時点で勝負あり。レイカーズが10年ぶりの優勝に王手をかけた。
はたしてレイカーズは次の試合で勝負を決められるか。注目の第5戦は9日に行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
両チームのスターターは、レイカーズがケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ダニー・グリーン、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ドワイト・ハワードと、過去3戦と同じ不動のラインナップの5人。ヒートはタイラー・ヒロ、ダンカン・ロビンソン、ジェイ・クラウダー、ジミー・バトラーの4人に加え、第1戦で首を痛め離脱していたバム・アデバヨが待望の復帰を果たした。
第1クォーターは中盤まで一進一退の攻防が続くも、終盤に突き放したレイカーズが27-22でリードする展開に。レイカーズは伏兵コールドウェル・ポープがリズム良くシュートを沈め、このクォーターだけで10得点(フィールドゴール4/6、3ポイント2/3)と不振だった過去3戦の鬱憤を晴らす活躍を披露。一方ヒートはバトラーが5本放ったシュートをすべて沈めるなど、エースの個人技で食らいついていった。
第2クォーターに入ると、ヒートはケンドリック・ナン、アンドレ・イグダーラの3ポイントなどでいきなり11-2のランを仕掛け一気に逆転。さらにボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス決勝で試した"アデバヨのポイントセンター起用"で突き放しにかかる。対するレイカーズはレブロンにミスが目立ったものの、デイビスやグリーン、マーキーフ・モリス、アレックス・カルーソらが得点を稼ぎ、さらには気合の入ったディフェンスで再逆転。互いに譲らず49-47、どちらもシュートを決め切れなかったこともありロースコアな展開で前半を終えた。
迎えた第3クォーター、ヒートは開始直後から5連続得点で逆転するも、直後にレイカーズが7連続得点でリードを奪い返す。レイカーズはレブロン、カイル・クーズマ、デイビスの3ポイントで点差を広げれば、ヒートもケリー・オリニクらの得点で食い下がる。終盤はレイカーズが相手のファウルトラブルに乗じフリースローを着実に沈め、75-70と5点差でラスト12分に突入した。
勝負の第4クォーター、ヒートはヒロ、ロビンソンの3ポイントで2点差に詰めると、残り6分半にはバトラーのドライビングレイアップで同点に追いつく。しかしここからレイカーズはレブロン、コールドウェル・ポープが加点し、差は再び7点に。ヒートもクラウダー、ヒロらのシュートで粘りを見せるも、残り40秒にはデイビスが3ポイントを沈め、この日最大の9点差を奪った時点で勝負あり。レイカーズが10年ぶりの優勝に王手をかけた。
はたしてレイカーズは次の試合で勝負を決められるか。注目の第5戦は9日に行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!