ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、10月9日(日本時間10日)に行なわれるマイアミ・ヒートとのNBAファイナル第5戦で、自身4度目の優勝をかけて戦う。
ファイナル出場は歴代3位タイの10回目を数えるレブロンだが、過去9回の戦績は3勝6敗。レギュラーシーズンの数々の栄光に比べて、“頂上決戦”では涙を呑んできた印象が強い。
弱冠22歳にしてクリーブランド・キャバリアーズを初のファイナルに導いた2007年は、ティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリの“ビッグ3”を擁するサンアントニオ・スパーズに4連敗とスウィープ負けを喫した。ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュと“スリーキングス”を形成したヒート時代も、初年度の2011年はダラス・マーベリックスに2勝4敗で敗れている。
その後、2012、13年に2連覇を果たし、キャバリアーズに戻った2015年からは4年連続でファイナルに進出したが、ゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に阻まれ、優勝は1回のみにとどまっている。
レブロンは今季、プロ17年目にして初めてシーズンを通して司令塔役を務め、初のアシスト王(平均10.2本)に輝くなど、35歳という年齢を感じさせないパフォーマンスを続けている。相棒のアンソニー・デイビスを支えるリーダーシップも光るが、キャリア序盤とは大きな違いを指摘する声がある。
2011年のファイナルで対戦したマーベリックスのオーナー、マーク・キューバンが『Basketball News』のポッドキャスト「The Rematch」でレブロンの変化について語った。
「まず、ヒートではレブロンは“No.2”(2番手)だった。ドゥエイン・ウェイドがリーダーだ。レブロンのチームにウェイドが来たんじゃなくて、レブロンがウェイドのチームに行ったからね。そして今度は、レブロンがウェイドの立場になった。誰がチームに来ても機能することは、今のレイカーズが物語っている」
そしてキューバンが「明らかに(2011年当時とは)違う」と指摘したのは、“先を読む力”だ。
ファイナル出場は歴代3位タイの10回目を数えるレブロンだが、過去9回の戦績は3勝6敗。レギュラーシーズンの数々の栄光に比べて、“頂上決戦”では涙を呑んできた印象が強い。
弱冠22歳にしてクリーブランド・キャバリアーズを初のファイナルに導いた2007年は、ティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリの“ビッグ3”を擁するサンアントニオ・スパーズに4連敗とスウィープ負けを喫した。ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュと“スリーキングス”を形成したヒート時代も、初年度の2011年はダラス・マーベリックスに2勝4敗で敗れている。
その後、2012、13年に2連覇を果たし、キャバリアーズに戻った2015年からは4年連続でファイナルに進出したが、ゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に阻まれ、優勝は1回のみにとどまっている。
レブロンは今季、プロ17年目にして初めてシーズンを通して司令塔役を務め、初のアシスト王(平均10.2本)に輝くなど、35歳という年齢を感じさせないパフォーマンスを続けている。相棒のアンソニー・デイビスを支えるリーダーシップも光るが、キャリア序盤とは大きな違いを指摘する声がある。
2011年のファイナルで対戦したマーベリックスのオーナー、マーク・キューバンが『Basketball News』のポッドキャスト「The Rematch」でレブロンの変化について語った。
「まず、ヒートではレブロンは“No.2”(2番手)だった。ドゥエイン・ウェイドがリーダーだ。レブロンのチームにウェイドが来たんじゃなくて、レブロンがウェイドのチームに行ったからね。そして今度は、レブロンがウェイドの立場になった。誰がチームに来ても機能することは、今のレイカーズが物語っている」
そしてキューバンが「明らかに(2011年当時とは)違う」と指摘したのは、“先を読む力”だ。