新型コロナウイルスの影響により、途中4か月以上の中断を挟み、10月にようやく2019-20シーズンを終えたNBA。例年であればすでに新シーズンが開幕している時期だが、リーグはいまだ2020-21シーズンのスケジュールの決定に至っていない。
しかし、ここにきて来季の開幕時期の具体案が浮上してきた。現地メディアの情報によると、来季の開幕は12月22日か年明けの1月18日のいずれかになるという。
NBPA(NBA選手会)の副会長の1人であるインディアナ・ペイサーズのマルコム・ブログドンは「2つのオプションがある」とし、選手の立場からコメントした。
「多くの選手が支持しているマーティン・ルーサー・キング・デー(キング牧師記念日/21年1月18日)に開幕するか、クリスマス時期の12月22日に開幕するか。ただ、大きな違いは収益だ。それぞれのスケジュールによって、どれだけの収益・損失が出るのか算出し、リーグ側と合意して前進する必要がある」
リーグはクリスマス前にシーズンを開始した場合、約5億ドルの収益があると予測しているという。一方、選手側は9~10月までポストシーズンを戦ったチームなどがオフの期間が極端に短くなるとして、年内の開幕は望んでいない意見が多い。もっとも、シーズンの開幕が遅くなった分だけ、終了が後ろ倒しになり、7月の東京オリンピックへの影響は避けられなくなる。
NBPA事務局長のミシェル・ロバーツ氏は、選手たちの反応について「12月22日に開幕する場合、その日までに全ての問題を解決する必要があります。しかしそれは現実的に考えて難しいです。早い時期に開幕するなら、選手たちに相応の準備期間を確保しなければいけません。12月の開幕について私が選手たちから受け取った反応は、概ね否定的なものでした」と述べている。
2020-21シーズンの開幕時期、FA交渉の解禁日、短縮シーズンになるのか否か、東京オリンピックにNBA選手は出られるのかetc……。はたしてリーグと選手会は互いの最適解を導き出すことができるのか、最終決定が待たれる。
構成●ダンクシュート編集部
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しかし、ここにきて来季の開幕時期の具体案が浮上してきた。現地メディアの情報によると、来季の開幕は12月22日か年明けの1月18日のいずれかになるという。
NBPA(NBA選手会)の副会長の1人であるインディアナ・ペイサーズのマルコム・ブログドンは「2つのオプションがある」とし、選手の立場からコメントした。
「多くの選手が支持しているマーティン・ルーサー・キング・デー(キング牧師記念日/21年1月18日)に開幕するか、クリスマス時期の12月22日に開幕するか。ただ、大きな違いは収益だ。それぞれのスケジュールによって、どれだけの収益・損失が出るのか算出し、リーグ側と合意して前進する必要がある」
リーグはクリスマス前にシーズンを開始した場合、約5億ドルの収益があると予測しているという。一方、選手側は9~10月までポストシーズンを戦ったチームなどがオフの期間が極端に短くなるとして、年内の開幕は望んでいない意見が多い。もっとも、シーズンの開幕が遅くなった分だけ、終了が後ろ倒しになり、7月の東京オリンピックへの影響は避けられなくなる。
NBPA事務局長のミシェル・ロバーツ氏は、選手たちの反応について「12月22日に開幕する場合、その日までに全ての問題を解決する必要があります。しかしそれは現実的に考えて難しいです。早い時期に開幕するなら、選手たちに相応の準備期間を確保しなければいけません。12月の開幕について私が選手たちから受け取った反応は、概ね否定的なものでした」と述べている。
2020-21シーズンの開幕時期、FA交渉の解禁日、短縮シーズンになるのか否か、東京オリンピックにNBA選手は出られるのかetc……。はたしてリーグと選手会は互いの最適解を導き出すことができるのか、最終決定が待たれる。
構成●ダンクシュート編集部
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