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NBA

ジャズの大エースへ!MAX契約を結んだミッチェルが意気込み「コート上でレガシーを残したい」

秋山裕之

2020.11.30

ジャズと延長契約を結んだミッチェル。昨季は初のオールスターに選ばれるなど、大きな飛躍を遂げた。(C)Getty Images

ジャズと延長契約を結んだミッチェル。昨季は初のオールスターに選ばれるなど、大きな飛躍を遂げた。(C)Getty Images

 10月28日(日本時間29日、日付は以下同)、35年に渡ってユタ・ジャズのオーナーを務めた「ラリー・H・ミラー・グループ・オブ・カンパニーズ」のゲイル・ミラー会長が球団を売却したことを発表。2020-21シーズンからはソフトウェア企業「クアルトリクス」の創業者であるライアン・スミスがオーナーを務めることとなった。

 迎えた今年のFA戦線。ジャズは20日の交渉解禁初日からジョーダン・クラークソンと4年5200万ドル(約53億5600万円)で再契約に合意し、2季前まで在籍していたデリック・フェイバーズと3年約3000万ドル(約30億9000万円)で契約。

 昨季途中にトレードで加わったクラークソンは、ベンチからシックスマンの役割をこなしたスコアリングガード。フェイバーズは2019年まで約9シーズン、ジャズのインサイドを支えたビッグマンだ。初日から両者と高額契約を結んだことは、ジャズがチャンピオンシップ獲得を狙っていることの表われと言っていいだろう。
 
 そして27日にはエースのドノバン・ミッチェルと延長契約を結んだことを正式発表。現地メディアの報道をまとめると、契約内容は5年1億6300万ドル(約167億8900万円)のMAX契約で、今季オールNBAチームに選出されれば、その額は5年最大1億9500万ドル(約200億8500万円)まで跳ね上がるというもの。

 2017年のドラフト1巡目13位でデンバー・ナゲッツから指名されたミッチェルは、ドラフト当日のトレードでジャズに入団。1年目からチームトップの平均20.5点、3.7リバウンド、3.7アシストをあげ、プレーオフでも同24.4点、5.9リバウンド、4.2アシストと鮮烈なルーキーイヤーを送った。

 だが意外にも、ミッチェル本人はルーキーシーズンでそこまで活躍できるとは思っていなかったという。28日に地元メディア『The Deseret News』へ掲載された記事の中でこう話している。

「ルーキーイヤーで僕がやってのけたことには驚いたね。正直な話、僕は(NBAでプレーすることを)夢見ていたんだけど、あんなに早く活躍できるなんて期待していなかったから」
 
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