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NBA

王者レイカーズの一員となったデニス・シュルーダー「シーズンが始まるのが待ちきれない」

秋山裕之

2020.12.01

サンダー時代はシックスマンを務めたシュルーダーだが、新天地のレイカーズでは先発起用が予想されている。(C)Getty Images

サンダー時代はシックスマンを務めたシュルーダーだが、新天地のレイカーズでは先発起用が予想されている。(C)Getty Images

 2020-21シーズンの開幕を約3週間後に控え、ディフェンディング・チャンピオンのロサンゼルス・レイカーズは順調にロースターをグレードアップさせている。

 オクラホマシティ・サンダーとのトレードでデニス・シュルーダー、フリーエージェント(FA)戦線では昨季最優秀シックスマン賞に輝いたモントレズ・ハレル、ベテランのマルク・ガソルとウェスリー・マシューズ、クリーブランド・キャバリアーズとのトレードでアルフォンゾ・マッキニーを獲得。

 昨季の優勝メンバー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マーキーフ・モリス、ジャレッド・ダドリーとは再契約を結んでおり、プレーヤーオプションを破棄して制限なしFAとなっているアンソニー・デイビスとの再契約も確実視されている。

 今年のトレードならびにFA戦線で、ダニー・グリーンとドワイト・ハワードはフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ラジョン・ロンドはアトランタ・ホークス、エイブリー・ブラッドリーはマイアミ・ヒート)、ジャベール・マギーはキャブズへ去ったものの、全体的に見れば戦力アップしたと見ていいだろう。

 今季の予想スターターは、バックコートにシュルーダーとコールドウェル・ポープ、フロントコートにはレブロン・ジェームズ、デイビス、ガソルが入るという布陣。昨季はレブロンがポイントガード(PG)を務めていたが、今季はシュルーダーがその役割を引き継ぐことになるという。
 
「俺はOKC(サンダー)で2年間、ベンチから出てきて自分の役割をこなしてきた。今は前に進もうとしている。俺は(デイビスと)レブロンがいるチームで、PGのスターターとしてこのチームを助けることができると思う」

 11月30日(日本時間12月1日、日付は以下同)に行なわれた入団会見でそう語ったシュルーダーは、一昨季がラッセル・ウエストブルック(現ヒューストン・ロケッツ)、昨季はクリス・ポール(現フェニックス・サンズ)というリーグを代表する名PGたちのバックアップを務めてきた。

 特に昨季は平均18.9点、3.6リバウンド、4.0アシストにフィールドゴール46.9%、3ポイント38.5%、フリースロー83.9%という好成績を残し、最優秀シックスマン賞で2位の得票数を得た。

 レブロンとの共存についても、シュルーダーは問題視しておらず、その負担を軽減できると話す。

「俺はボールを運べるし、プレーコールをセットしたり、彼を得点しやすいポジションへと誘導することもできる。彼はオフボールでプレーしていくことになるんじゃないかな。そうなれば俺にとって最高だね。おそらく、それこそレイカーズが俺を獲得した理由なんだと思う」
 

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