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NBA

ダンカン&ロビンソン、ナッシュ&アマレ…全30球団の“オールドラフトチーム”を米メディアが発表!【Part.4】

ダンクシュート編集部

2020.12.09

スパーズはダンカン(左)、パーカー(中央)、ジノビリ(右)のビッグ3で4度の頂点に立った。(C)Getty Images

スパーズはダンカン(左)、パーカー(中央)、ジノビリ(右)のビッグ3で4度の頂点に立った。(C)Getty Images

 ドラフトは各チームにとってフランチャイズの未来を占う重要な人材発掘の場だ。ただ、近年はスーパースターの移籍も珍しくなく、コビー・ブライアントやティム・ダンカンのような、プロ入りからひとつの球団でキャリアを終える選手は絶滅寸前となっている。

 もし年代を問わずドラフト指名orデビュー前に入団した選手を対象に、各チームのベスト5を結成したらどういった顔ぶれになるのか?『Hoopshype』が、30球団の“オールドラフトチーム”を発表している(チーム名は略称、カッコは入団年)。

 今回は、ウエストのスパーズ、ナゲッツ、ブレイザーズ、クリッパーズ、サンズの5チームを紹介する。

■スパーズ
ガード:トニー・パーカー(2001)、マヌ・ジノビリ(1999)
フォワード:カワイ・レナード(2011)、ティム・ダンカン(1997)
センター:デイビッド・ロビンソン(1987)

 アスレティックビッグマンのロビンソンは、1995年にシーズンMVPを手にしたが、勝負弱く大一番で結果を残せずにいた。しかし97年にダンカンとの“ツインタワー”が完成すると、結成2年目の99年に初優勝。基本に忠実で“ミスター・ファンダメンタル”と呼ばれたダンカンはその後、フランス出身のスピードスターのパーカーとアルゼンチンの魔術師ジノビリとビッグ3を結成し、03、05、07年にもリーグを制した。

 11年のドラフト当日にペイサーズから獲得したレナードは2年目に先発の座を掴むと、ヒートと対戦した14年のファイナルではレブロン・ジェームズ相手に好守備を見せ、史上2番目の若さでファイナルMVPに。他球団の選手と比べるとスパーズは在籍年数が長く、ダンカン、ロビンソン、ジノビリの3人は引退までスパーズ一筋でプレー。パーカーも現役最終年以外の17年間をスパーズで過ごし、現役のレナード以外は全員が欠番入りしている。
 
■ナゲッツ
ガード:タイ・ローソン(2009)、ジェイレン・ローズ(1994)
フォワード:カーメロ・アンソニー(2003)、ニコラ・ヨキッチ(2014)
センター:ディケンベ・ムトンボ(1991)

 ローソンはサイズ不足(180㎝)を身体能力とシュート力でカバー。パサーとしても優秀で、14、15年には平均アシストでリーグトップ3に入った。ローズは203㎝と長身ながらPGを務めたが、在籍期間は2年と短かった。カーメロはコートのどこからでも得点が奪え、毎試合20点は朝飯前。09年にはチームを24年ぶりのカンファレンス決勝に導くなど、不動のエースとして君臨した。現役のヨキッチは一流PG並みの視野の広さを誇る万能センター。18年の試合ではわずか15分でトリプルダブル(TD)を達成したのをはじめ、昨季まで3シーズン連続で年間10回以上のTDをマークしている。ムトンボは218㎝のサイズを武器にディフェンスで抜群の存在感を発揮。94年のプレーオフでは1回戦で第1シードのソニックス(現サンダー)を破る大アップセットの立役者となった。
 

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