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NBA

ダンカン&ロビンソン、ナッシュ&アマレ…全30球団の“オールドラフトチーム”を米メディアが発表!【Part.4】

ダンクシュート編集部

2020.12.09

サンズはナッシュ(右)とアマレ(左)を中心としたハイパーオフェンスで、2000年代に一世を風靡した。(C)Getty Images

サンズはナッシュ(右)とアマレ(左)を中心としたハイパーオフェンスで、2000年代に一世を風靡した。(C)Getty Images

■ブレイザーズ
ガード:デイミアン・リラード(2012)、クライド・ドレクスラー(1983)
フォワード:ジャーメイン・オニール(1996)、ラマーカス・オルドリッジ(2006)
センター:ビル・ウォルトン(1974)

 リラードは1年目から平均19.0点をあげて新人王を受賞。近年はスター選手の移籍も珍しくなくなったが、ブレイザーズ一筋のクラッチシューターは「自分を売り出して他球団へ行くつもりはない」とチーム愛を語っている。ドレクスラーは80年後半~90年代前半に在籍し、跳躍力を生かした華麗なダンクや打点の高いジャンパーで、フランチャイズ最多の1万8040点を奪取。90、92年にはファイナルに出場している。ウォルトンは得点力、リバウンド、アシスト、ディフェンスまで何でも器用にこなしたオールラウンドセンター。77年には創設7年目のチームを初優勝に導いた。高卒選手のオニールは96年に史上最年少の18歳53日の若さでプロ入り。期待のビッグマンだったが、才能が開花する前に放出したのは残念だった。

■クリッパーズ
ガード:ランディ・スミス(1971)、エイドリアン・ダントリー(1976)
フォワード:ブレイク・グリフィン(2009)、スペンサー・ヘイウッド(1971)
センター:ボブ・マッカドゥー(1972)

 グリフィンは初年度こそケガで全休したものの、10年にデビューすると抜群の跳躍力を武器にド迫力のダンクを連発し人気選手に。年を追うごとにジャンプシュートの精度も向上させ、14年にはリーグ6位の平均24.1点を稼いだ。グリフィン以外の4人は80年代以前の選手。マッカドゥーは2年目から3年連続で平均30点、10リバウンド以上を稼ぎ、75年にはチーム史上唯一のシーズンMVPに輝いた。スミスはドラフト7巡目104位という超下位指名ながら、攻守のバランスが取れた2ウェイプレーヤーとして台頭。キャリア2年目から906試合連続出場を果たした鉄人でもあった。ダントリーは77年に平均20.3点、7.6リバウンドの活躍で新人王を受賞したが、わずか1年で放出されている。
 
■サンズ
ガード:スティーブ・ナッシュ(1996)、ジョージ・ガービン(1974)
フォワード:ウォルター・デイビス(1977)、ショーン・マリオン(1999)
センター:アマレ・スタッダマイアー(2002)

 ナッシュはサンズに2度在籍。プロ入りから2年間は控えにとどまるも、04年に復帰すると、正確なシュートとパスでオフェンスを牽引し、05、06年に2年連続でシーズンMVPに選ばれた。当時の主力だったアマレとマリオンは、ナッシュの絶妙なアシストから、豪快なダンクやアリウープを連発した。1年目から4年連続でオールスターに出場したデイビスは、11年間で平均20.5点をマーク。通算1万5666点はチーム歴代1位となっている。ガービンはスパーズの印象が強いが、ドラフトで指名したのはサンズ。しかし入団せずにライバルリーグのABAでプレーした。

構成●ダンクシュート編集部

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