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NBA

6年ぶりにウォリアーズに帰還したベイズモアが感じた、当時と現在のチームの共通点とは?

秋山裕之

2020.12.11

6年ぶりにウォリアーズに戻ってきたベイズモアは、新生ウォリアーズに自信を見せる。(C)Getty Images

6年ぶりにウォリアーズに戻ってきたベイズモアは、新生ウォリアーズに自信を見せる。(C)Getty Images

 リーグワーストの15勝50敗(勝率23.1%)という屈辱的な戦績に終わった昨季の汚名返上を果たすべく、ゴールデンステイト・ウォリアーズは虎視眈々と“リベンジツアー”の準備を進めている。

 シューターのクレイ・トンプソンが右アキレス腱の断裂で今季絶望となったことは大きな痛手だが、ウォリアーズは昨季と比較すれば十二分に戦えるロースターを揃えたと言えるだろう。

 このオフにフリーエージェント(FA)となり、約6年ぶりに帰還したケント・ベイズモアは、ドラフト外で2012-13シーズンにチームへ加入。若き日のステフィン・カリー、トンプソン、ドレイモンド・グリーンと共闘しプレーオフ出場に貢献した。翌シーズン途中にトレードでロサンゼルス・レイカーズへ移籍したものの、キャリア9年目のベテランは12月10日(日本時間11日、日付は以下同)にウォリアーズへ加入した当時と今についてこう話している。
 
「このチームが今後どうなるのか、予想という点では不気味なところがあるね。皆が一歩手前のところにいるように思う。2012年に俺がこのチームへ入って、俺たちはプレーオフに進んだんだけど、まるでその時と同じような、何か大きなことが起こるんじゃないかと思うんだ」

 ベイズモアにとって、当時のヘッドコーチ(HC)はマーク・ジャクソンだったため、現在チームで指揮を執るスティーブ・カーの下でプレーするのは初めて。一昨季までウォリアーズは7年連続でプレーオフに出場しており、ジャクソン前HCからカーHCへと切り替えてからは5年連続でNBAファイナル進出を果たし、3度の優勝を成し遂げてきた。
 

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