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NBA

ウィザーズが今季初勝利!復帰2戦目の八村は攻撃の起点として序盤の好リズム生み出す

秋山裕之

2021.01.02

2021年最初の試合で今季初勝利をあげたウィザーズ。八村は2戦連続の2桁得点をあげた。(C)Getty Images

2021年最初の試合で今季初勝利をあげたウィザーズ。八村は2戦連続の2桁得点をあげた。(C)Getty Images

 1月1日(日本時間2日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはターゲット・センターに乗り込んでミネソタ・ティンバーウルブズと激突した。

 前日のシカゴ・ブルズ戦(130-133)に続く連戦となったウィザーズはラッセル・ウエストブルックが休養のため欠場。今季2戦目となった八村塁のほか、ハウル・ネト、ブラッドリー・ビール、デニ・アブディヤ、トーマス・ブライアントの先発陣で試合に臨んだ。

 対するウルブズは、カール・アンソニー・タウンズが左手首のケガ、ジョシュ・オコーギーが左ハムストリングの負傷で欠場。リッキー・ルビオ、ディアンジェロ・ラッセル、ジャレット・カルバー、マリーク・ビーズリー、ナズ・リードが先発に名を連ねた。

 開幕5連敗のウィザーズはこの試合、八村のポストプレーを起点に攻撃を仕掛ける。センターのブライアントを3ポイントエリアに配置し、相手の唯一のビッグマンであるリードを外へと引きずり出して八村のためのスペースを作り出した。
 
 試合開始直後、ローポストにポジショニングした八村は、パワードリブルでリングへと近づき、右ウイングで待ち構えるブライアントの3ポイントをお膳立て。その後も同じようなプレーでディフェンダーを引き寄せてからアブディヤの3ポイントをアシストし、序盤の好リズムを生み出した。

 第1クォーター残り約7分には右ローポスト付近から左ドリブルでリング下まで持ち込み左手のレイアップでフィニッシュ。第2クォーター終盤にはビールのシュートモーションから絶妙なパスを受け取ってボースハンドダンク、第3クォーター中盤にも流れるようなボールムーブからリング下でレイアップを押し込むなど、要所で加点した。

 その後もビールとブライアントを中心に手負いのウルブズから順調に得点を重ねたウィザーズは、第3クォーターを40-14と圧倒。最終スコア130-109で連敗を脱出し、待望の今季初勝利を手にした。
 
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