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テイタムとドンチッチが週間MVPを受賞!ともにチームは上り調子も、新型コロナの影響で直近の試合が延期に…|NBA第3週

ダンクシュート編集部

2021.01.12

ともに2度目の週間MVPに輝いたセルティックスのテイタム(左)とマブズのドンチッチ(右)。(C)Getty Images

 1月11日(日本時間12日、日付は以下同)、NBAが第3週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。

 1月4日から10日の期間中、3試合に出場したテイタムは平均33.0点、5.3リバウンド、2.7アシストを記録。4日のトロント・ラプターズ戦で今季自己最多の40得点を叩き出すなど、3試合を通じてフィールドゴール成功率52.2%(35/67)、3ポイント成功率52.0%(13/25)、フリースロー成功率100%(16/16)と文句なしのパフォーマンスで3連勝の立役者となり、2020年2月以来2度目の受賞となった。

 開幕から司令塔のケンバ・ウォーカーを欠いているセルティックスだが、ともに平均26点を超えるテイタムとジェイレン・ブラウンの働きもあり、ここまで7勝3敗でイーストの首位をキープ。ただ、8日のワシントン・ウィザーズ戦後にはテイタムをはじめ複数の選手に新型コロナウイルスの陽性反応が検出され12日の試合(対シカゴ・ブルズ)が延期になるなど、今後の影響が懸念されている。
 
 テイタムと同じく2度目の受賞となったドンチッチは、3試合で平均30.3点、12.0リバウンド、11.3アシストの週間トリプルダブルを達成。4日のヒューストン・ロケッツ戦では33得点、16リバウンド、11アシストで今季初のトリプルダブルに加え、キャリア通算1000アシスト達成のオマケ付き。史上4番目の早さとなる通算139試合で1000得点、1000リバウンド、1000アシストの大台に到達してみせた(最速はオスカー・ロバートソンの98試合、2位はベン・シモンズの123試合、3位はマジック・ジョンソンの126試合)。

 勢いに乗る21歳はデンバー・ナゲッツとの翌戦で、今季自己最多の38得点に9リバウンド、13アシスト。9日のオーランド・マジック戦では20得点、11リバウンド、10アシストを記録してチームを3連勝に導いた。

 開幕からシュートタッチに苦しんだドンチッチはこの週も3ポイント成功率30.8%(8/26)と決して本調子ではないものの、積極性を失わずにオフェンスを牽引。若きリーダーに率いられたチームは、5勝4敗と貯金生活に突入している。その一方で、セルティックスと同様にマブズもマキシ・クリバーをはじめ複数の主軸選手のコロナ感染が発覚。11日のニューオリンズ・ペリカンズ戦では試合開催に必要な8人が揃わず、延期という事態になっている。

構成●ダンクシュート編集部
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