1946年の創設から75年。その長い歴史のなかで、NBAは何人ものスーパースターを輩出し、ファンを楽しませてきた。では、各チームの「歴代ベスト5」を選出したら、一体どんな選手が並ぶのか。『THE DIGEST』では、NBAに精通する識者に依頼し、全30チームのベストメンバーを選んでもらった。
今回は「ブルックリン・ネッツ」編をお届け。ABA時代に2度の優勝経験を誇るチームは1977年からNBAに参戦。2000年代にはジェイソン・キッドを中心に2度のファイナル進出を果たした。2012年にブルックリンに本拠地を移してからは目立った成績を残せずにいるが、2019年オフにケビン・デュラントとカイリー・アービングと契約。さらに今年1月にはジェームズ・ハーデンをトレードで獲得し、大きな話題を呼んだ。そんなネッツの歴代ベスト5には、いったいどのようなメンバーが名を連ねるのか。
【ポイントガード】
ジェイソン・キッド
1973年3月23日生。193cm・92kg
在籍期間:7シーズン(2001~08)
成績:506試合、平均14.6点、7.2リバウンド、9.1アシスト
2001年、ステフォン・マーブリーとのトレードでフェニックス・サンズからキッドが移籍して以降、しばらく低迷を続けてきたネッツは一気にイースタン・カンファレンス屈指の強豪チームへと変貌。移籍1年目は前年26勝だったネッツをシーズン52勝の好成績に導き、球団史上初のファイナル出場を果たす。翌年も2年連続でファイナルに進出。結果として優勝こそ果たせなかったものの、敗北に慣れていたニュージャージーのファンを有頂天にさせた功績は莫大だった。
生粋のプレーメーカーだったキッドは、驚異的なパスセンスと視野の広さを生かし、ケニョン・マーティンやリチャード・ジェファーソン、ケリー・キトルズらの力を引き出した。通算アシスト、スティールはチーム史上1位だが、フランチャイズに与えた好影響はそんなスタッツからも伺い知れるだろう。ヘッドコーチとして帰還した2013年には背番号5が永久欠番となり、セレモニーも行なわれた。コーチとして古巣で成功できなかったのは残念ではあるが、それでもファンはキッドが成し遂げたことを決して忘れないはずだ。
今回は「ブルックリン・ネッツ」編をお届け。ABA時代に2度の優勝経験を誇るチームは1977年からNBAに参戦。2000年代にはジェイソン・キッドを中心に2度のファイナル進出を果たした。2012年にブルックリンに本拠地を移してからは目立った成績を残せずにいるが、2019年オフにケビン・デュラントとカイリー・アービングと契約。さらに今年1月にはジェームズ・ハーデンをトレードで獲得し、大きな話題を呼んだ。そんなネッツの歴代ベスト5には、いったいどのようなメンバーが名を連ねるのか。
【ポイントガード】
ジェイソン・キッド
1973年3月23日生。193cm・92kg
在籍期間:7シーズン(2001~08)
成績:506試合、平均14.6点、7.2リバウンド、9.1アシスト
2001年、ステフォン・マーブリーとのトレードでフェニックス・サンズからキッドが移籍して以降、しばらく低迷を続けてきたネッツは一気にイースタン・カンファレンス屈指の強豪チームへと変貌。移籍1年目は前年26勝だったネッツをシーズン52勝の好成績に導き、球団史上初のファイナル出場を果たす。翌年も2年連続でファイナルに進出。結果として優勝こそ果たせなかったものの、敗北に慣れていたニュージャージーのファンを有頂天にさせた功績は莫大だった。
生粋のプレーメーカーだったキッドは、驚異的なパスセンスと視野の広さを生かし、ケニョン・マーティンやリチャード・ジェファーソン、ケリー・キトルズらの力を引き出した。通算アシスト、スティールはチーム史上1位だが、フランチャイズに与えた好影響はそんなスタッツからも伺い知れるだろう。ヘッドコーチとして帰還した2013年には背番号5が永久欠番となり、セレモニーも行なわれた。コーチとして古巣で成功できなかったのは残念ではあるが、それでもファンはキッドが成し遂げたことを決して忘れないはずだ。