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NBA

シーズンMVP候補に挙がるエンビードとヨキッチが今季初の週間最優秀選手に|NBA第5週〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.01.28

ともにチームを3連勝に導いたエンビード(左)とヨキッチ(右)。今季はシーズンMVPも狙える好調ぶりだ。(C)Getty Images

ともにチームを3連勝に導いたエンビード(左)とヨキッチ(右)。今季はシーズンMVPも狙える好調ぶりだ。(C)Getty Images

 1月25日(日本時間26日、日付は以下同)、NBAが第5週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビード、ウエスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。

 1月18日から24日の期間中、3試合に出場したエンビードは平均37.7点、11.7リバウンド、2.0アシストを記録。20、22日に行なわれたボストン・セルティックスとの連戦でそれぞれ42得点、38得点を叩き出すと、23日のデトロイト・ピストンズ戦でも33得点、14リバウンドをあげてチームを3連勝に導いた。

 2年ぶり通算5回目の受賞となったエンビードは今季、平均得点(27.7)とフィールドゴール成功率(54.6%)で自己最高を更新するなど好調を維持している。特に第5週はFG成功率61.1%(33/54)、3ポイント成功率44.4%(4/9)と高精度なシュートが光ったほか、3試合で53本ものフリースローを獲得し、43本を成功。頼れる大黒柱に導かれ、チームもイースタン・カンファレンス首位の座をがっちりとキープしている。
 
 一方、通算7回目の受賞となったヨキッチは3試合で平均29.0点、14.7リバウンド、6.7アシストをマーク。22日のフェニックス・サンズ戦で27本中15本のシュートを決めて31得点、10リバウンド、8アシストをあげると、連戦となった翌日は29得点にキャリアハイの22リバウンドの活躍で3連勝の立役者となった。

 今季が6年目のヨキッチもエンビードと同様、ここまで平均得点(25.2)、リバウンド(11.8)、アシスト(8.9)など多くの項目で自己最高を記録する好調ぶり。特に9試合で2桁の数字をあげているアシストはリーグ全体で3位につけるなど、センターとしては異例の数字を叩き出している。

 開幕直後は出遅れたチームも、5連勝でウエスト4位まで浮上。イースト1位のシクサーズとともにナゲッツもこのまま調子を上げていけば、エンビードとヨキッチの両ビッグマンが、シーズンMVP争いの先頭を走ることになるかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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