専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

攻守兼備の2ウェイプレーヤー、アンソニー・デイビスがチームメイトから学んでいる新たなスキルとは?〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.02.05

昨季の優勝に貢献したデイビスは、攻守ともにNBAトップクラスの実力者。その上でさらなるスキルアップに励んでいる。(C)Getty Images

昨季の優勝に貢献したデイビスは、攻守ともにNBAトップクラスの実力者。その上でさらなるスキルアップに励んでいる。(C)Getty Images

 バスケットボールでは攻守両面に秀でた選手のことを「2ウェイプレーヤー」と呼ぶ。ロサンゼルス・レイカーズが誇る万能型ビッグマン、アンソニー・デイビスもNBAを代表する2ウェイプレーヤーの1人だ。

 デイビスは2月4日(日本時間5日、日付は以下同)時点で、今季20試合に出場して平均21.9点、8.8リバウンド、3.3アシスト、1.40スティール、1.90ブロックをマーク。キャリア平均でも23.9点、10.3リバウンド、2.3アシスト、1.38スティール、2.38ブロックという見事な成績を残している。

 昨季レイカーズで自身初のチャンピオンとなった27歳のビッグマンは、これまでオールスターに7回、オールNBAチームとオールディフェンシブチームにそれぞれ4回選ばれており、ブロック王にも3回輝いている。

 オフェンスではポストプレーからドライブ、3ポイントまで多彩な得点パターンを誇り、ディフェンスではリムプロテクターとしてだけでなく、ペリメータープレーヤーもガード可能な広い守備範囲を持ち合わせる。
 
 キャリア9年目の今季、2連覇を目指して戦っているデイビスは、自身のスキルの幅をさらに広げることに励んでいる。レブロン・ジェームズ、マルク・ガソルというリーグ有数のパサーから、より良いパサーとなる術を学んでいるようだ。

「あの2人にはいろいろと質問しているよ。彼らが作り出すプレーのいくつかは、俺にとっては信じられないものなんだ。特にマルクはビッグマンだからなおさらさ。彼のようにパスを捌けるビッグマンというのは、リーグでも数少ないんだ。マルク、(ニコラ)ヨキッチ、ドレイモンド(グリーン)くらいさ」

 4日に『The Athletic』へ掲載された記事の中でそう話したデイビスは、211cmのサイズを持ちながらパサーとして定評があり、プレーメークもこなすガソルを称賛。さらにはデンバー・ナゲッツが誇る万能型センターのヨキッチ、ゴールデンステイト・ウォリアーズでマルチな活躍を続けるグリーンの名を挙げた。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号