専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

【NBA】八村塁、15得点もラプターズに完敗…渡邊雄太は負傷欠場で日本人対決はお預け〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.11

期待された日本人対決は実現ならず。八村は15得点の活躍も試合には敗れた。(C)Getty Images

期待された日本人対決は実現ならず。八村は15得点の活躍も試合には敗れた。(C)Getty Images

 2月10日(日本時間11日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズがホームでトロント・ラプターズと対戦。試合前にはラプターズの渡邊雄太とウィザーズの八村塁による今季初の日本人対決が期待されたが、渡邊が前日の練習で左足首を負傷し登録外に。ファン待望のマッチアップはお預けとなった。試合は137-115でラプターズが勝利。32分間プレーした八村は15得点、7リバウンド、3アシストをマークした。

 無念の欠場となった“先輩”の前で“後輩”が意地を見せた。8日に23歳の誕生日を迎えた八村は、開始50秒に両チーム最初の得点をあげると、その後も積極的なインサイドアタックから第1クォーターだけで8得点を記録。第2クォーター終了間際にはコーナーから3ポイントを沈めるなど、前半だけで11得点をマークした。

 八村は試合を通じてフィールドゴール6/14、3ポイント1/5、フリースロー2/2で15得点。19得点をあげた前戦に続く2試合連続、今季15試合で11度目の2桁得点と気を吐いたが、後半は見せ場を作れず、チームを勝利に導けなかった。
 
 一方、前戦まで自身最長の10試合連続出場を果たしていた渡邊は、左足首の捻挫により1月20日以来の欠場。ニック・ナースHCは試合前の会見で「そこまでひどい状態ではなかったが、今朝の時点で患部の腫れがあったので欠場を決めた」と説明した。メンフィス・グリズリーズに所属していた昨季12月14日、2月9日以来通算3度目の日本人対決は今後に持ち越しとなった。

 試合は第1クォーターを40-28と主導権を握ったラプターズが最後までリードを守り切って勝利。ここ6試合で5勝目をあげ、今季の成績を12勝13敗とした。2試合ぶりの敗戦となったウィザーズは、ブラッドリー・ビールが24得点、ラッセル・ウエストブルックが23得点をあげたが、要所で守備の脆さとミスを露呈し、今季成績を6勝16敗としている。

 次戦、ラプターズは11日にアウェーでボストン・セルティックス戦、ウィザーズは12日にホームでニューヨーク・ニックスと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁”の厳選ショット!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号