ボストン・セルティックスのオールスターフォワード、ジェイソン・テイタムが新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たのは、今年1月10日のことだった。その後、一時的にチームを離れたものの、月末には戦列に復帰。その後は休むことなく試合に出場しているが、実は後遺症に苦しんでいたようだ。
『Celtics.com』に寄稿されたテイラー・スノウ記者のレポートによると、テイタムは先日記者から健康状態について問われた際、約3週間前にコートに戻って以来、呼吸器系の状態がベストではないことを明かした。
「少し呼吸が荒くなる。呼吸が苦しくなるとは言いたくないけど、普段よりも早く息が上がってしまった試合がいくつかあった。何度かコートを往復しただけで、いつもより早く息切れしたり、疲れてしまうんだ。それが新型コロナウイルスに罹患してからだって気づいたよ。徐々に良くなってきているけど、今でも時々そういうことがある」
後遺症の影響なのか、テイタムは過去5試合でフィールドゴール成功率35.2%、3ポイント成功率34.8%と苦戦。それまでの16試合が47.6%、41.8%だったことを考えると、大幅にダウンしている。
ただ、彼にとって朗報なのは、同じように新型コロナウイルスに罹患した人から「徐々に良くなる」と言われていることだ。
「復帰当初からは明らかに良くなってきているが、完全復活まではきっと長いプロセスになるかもしれない。ただ、同じく罹患した人たちに話を聞いたら、彼らも自分と同じ経験をしていたけど、時間の経過とともに良くなっていくとも言っていた。自分はプレーしているからもう少し時間がかかると思っているけどね」
なお、テイタムが調子を落としていた5試合でチームも1勝4敗と負けが込んでいた。本人は必ずしも自分の体調が要因とは考えておらず、「みんなで努力して、みんなでよくならなければならない」とチーム一丸で苦境を脱する必要があることを強調している。それと同時に「特に自分がもっと良くならなければならない」と、エースとしての自覚も見せた。
まだシーズンは長いだけに、チームを背負う覚悟を示した22歳の完全復調に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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『Celtics.com』に寄稿されたテイラー・スノウ記者のレポートによると、テイタムは先日記者から健康状態について問われた際、約3週間前にコートに戻って以来、呼吸器系の状態がベストではないことを明かした。
「少し呼吸が荒くなる。呼吸が苦しくなるとは言いたくないけど、普段よりも早く息が上がってしまった試合がいくつかあった。何度かコートを往復しただけで、いつもより早く息切れしたり、疲れてしまうんだ。それが新型コロナウイルスに罹患してからだって気づいたよ。徐々に良くなってきているけど、今でも時々そういうことがある」
後遺症の影響なのか、テイタムは過去5試合でフィールドゴール成功率35.2%、3ポイント成功率34.8%と苦戦。それまでの16試合が47.6%、41.8%だったことを考えると、大幅にダウンしている。
ただ、彼にとって朗報なのは、同じように新型コロナウイルスに罹患した人から「徐々に良くなる」と言われていることだ。
「復帰当初からは明らかに良くなってきているが、完全復活まではきっと長いプロセスになるかもしれない。ただ、同じく罹患した人たちに話を聞いたら、彼らも自分と同じ経験をしていたけど、時間の経過とともに良くなっていくとも言っていた。自分はプレーしているからもう少し時間がかかると思っているけどね」
なお、テイタムが調子を落としていた5試合でチームも1勝4敗と負けが込んでいた。本人は必ずしも自分の体調が要因とは考えておらず、「みんなで努力して、みんなでよくならなければならない」とチーム一丸で苦境を脱する必要があることを強調している。それと同時に「特に自分がもっと良くならなければならない」と、エースとしての自覚も見せた。
まだシーズンは長いだけに、チームを背負う覚悟を示した22歳の完全復調に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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