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NBA

ジャズの快進撃を支えるマイク・コンリー。初のオールスターは逃すも、オフの再契約には前向き〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.02.25

司令塔としてジャズの快進撃を支えるコンリー。今季はオールスターに匹敵する好パフォーマンスを披露している。(C)Getty Images

司令塔としてジャズの快進撃を支えるコンリー。今季はオールスターに匹敵する好パフォーマンスを披露している。(C)Getty Images

 2月23日(日本時間24日、日付は以下同)、NBAは今年のオールスターゲームに出場するリザーブメンバーを発表。先に発表されたスターターと合わせて、計24名のオールスター出場者が明らかとなった。

 今回、最も多くの選手を送り込んだのは、イースタン・カンファレンス2位の21勝12敗(23日終了時点)を記録するブルックリン・ネッツで3人。ファン投票でイーストトップに立ったケビン・デュラントがキャプテン、カイリー・アービングがスターターに入り、ジェームズ・ハーデンがリザーブとして選出されている。

 一方、ウエスタン・カンファレンスでは、ロサンゼルス・レイカーズ(レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス)、ロサンゼルス・クリッパーズ(カワイ・レナードとポール・ジョージ)、そしてリーグトップの25勝6敗と絶好調のユタ・ジャズからドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベアの2選手が選ばれている。
 
 勝率5割以上のチームがイーストの4つに対して9つも存在するウエストは、例年と同様に今季も混戦模様だ。15勝15敗のダラス・マーベリックスがプレーオフ出場圏外となる9位にいるほど、好チームが乱立している。そのため、オールスターのリザーブを投票した各チームのヘッドコーチたちも一苦労だったことだろう。

 そんななか、2年連続の選出となったジャズのミッチェルは、リザーブメンバーとしてチームメイトのマイク・コンリーを推していたと、地元メディア『The Salt Lake Tribune』のエリック・ウォルデン記者が報じている。

「残念だけど、僕らは全米中継される試合数が十分じゃない。だから皆、彼(コンリー)のインパクトというのを見ていないんだ。僕は彼ならリザーブ入りしていただろうと思っている。(ケガで離脱中の)アンソニー・デイビスの代わりとして選ばれるといいね。彼にはそのスポットを勝ち取るだけの価値がある」

 キャリア14年目のコンリーは堅実な司令塔として知られており、一昨季までメンフィス・グリズリーズで12年間プレー。ジャズ在籍2年目となった今季も、ここまで25試合に出場して平均16.4点、3.4リバウンド、5.6アシスト、1.44スティールに加え、3ポイントは成功率(41.2%)と平均成功数(2.8本)でいずれも自己最高の成績を残すなど、ジャズの快進撃に一役買っている。
 
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