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NBA

NBAのレジェンド、パーカーの次なる野望は「凱旋門賞制覇」。昨年8月には所有馬が初陣で優勝〈DUNKSHOOT〉

小川由紀子

2021.03.27

NBAのスパーズで4度頂点に立ったパーカー。2019年に引退後は球団運営など精力的に活動している。(C)Getty Images

NBAのスパーズで4度頂点に立ったパーカー。2019年に引退後は球団運営など精力的に活動している。(C)Getty Images

 NBAのサンアントニオ・スパーズで4度のリーグ制覇を成し遂げたトニー・パーカーは、引退後も精力的に活動を続けている。

 母国フランスでのプロバスケットボールクラブの運営にサッカー、アスリート養成スクール、スキー場経営……。そして最近では、柔道の世界チャンピオン、テディ・リネールとともにトップアスリートに投資やビジネス、ライフスタイル全般のサポートを行なう『T&T Global Management』なるコンサルティング会社を立ち上げるなど、アクティブなセカンドキャリアを謳歌している。

 その彼が次に目指すのは、「凱旋門賞制覇」だ。

 凱旋門賞は、パリのロンシャン競馬場で毎年10月の第一日曜日に開催される競馬の重賞レース。世界に数ある国際レースの中でも、ホースマンたちが「いつの日か制覇したい」と究極の目標に掲げる、特別で、象徴的な大会だ。
 
「競馬には実はずっと興味があったんだ。18歳から20歳くらいの頃、競馬のビデオゲームにハマって、暇さえあればずっとプレーしていた。サンアントニオにいた時は牧場を持っていたこともある。いつか必ず実現させたいと思っていた」とスポーツ紙の取材で語ったパーカー。オーナーを務めるプロバスケチーム、アスベルの女子チームのコーチがレース好きだったことも、プロジェクトの実現に拍車をかけた。

 そして昨年、『Infinity Nine Horses』(無限の可能性をもつ9頭の馬)と名付けた厩舎を立ち上げた。「9」はもちろん、現役時代に背負い続けた、自身を象徴するナンバーだ。

 所有している馬は3頭。Best Winという、名前からして彼らしい2歳の牝馬は、8月の初陣でいきなり優勝した。手綱を握ったのはヴァルトガイストとともに2019年の凱旋門賞を制したピエールシャルル・ブドー騎手。勝負服は、スパーズのチームカラーだった黒と白だ。

 さらに先週末には、リヨンの競馬場でBest Sixteenなる2歳の牡馬が初レースに挑んだ。購入前にレース歴のあったBest Winとは違い、Best Sixteenはこれが完全なデビュー戦。鞍上は同じくブドー騎手。ダントツ人気のオッズがついたこちらのレースは3着だった。
 
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名ジョッキーや飼育員たちも認めるパーカーの競馬愛

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