NBA

「俺が歴代ベストディフェンダー」と豪語するグリーンに守備職人アレンが反論!一方、ウォリアーズの元関係者は賛辞の声〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.03.29

かつて名ディフェンダーとして活躍したアレン(右)は、グリーン(左)の発言に納得がいかないようだ。(C)Getty Images

 NBAキャリア9年目を迎えたドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は、これまで3度の優勝(2015、17、18年)を経験したほか、2017年には最優秀守備選手賞(DPOY)に選ばれ、オールディフェンシブチームにも5度選出された名ディフェンダーだ。

 198cm・104kgの頑強な肉体に、機動力、7フィート(213cm)はあると言われるウイングスパン、さらには高いバスケットボールIQを兼ね備える男は、ディフェンスに高いプライドを持っている。2019年5月には『The Athletic』に「NBA史上ベストディフェンダーは誰かって?それは俺だ。俺はそう信じている。心底信じているんだ」と豪語。先日も『NBC Sports Bay Area』に対し、こう語っていた。

「俺はリーグのどこへでも飛び回って、有能なディフェンダーたちを見つけることはできる。だが、彼らが俺よりも優れているとは思わないね。俺はNBA史上、ベストなディフェンダーだと思っている。100%ね。それが俺の意見だ。それに、俺は数多くの視点からゲームを見ることができる。ほとんどのヤツらよりもな」
 
 このグリーンの発言に反応したのが、かつてメンフィス・グリズリーズなどでプレーしたトニー・アレン。コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)から「対決してきたなかでベストなディフェンダー」とお墨付きももらっていた守備職人は「彼はチャンピオンであり、DPOYを獲得した。じゃあ彼がベストかって?それは違う。そんな話は聞きたくない」と噛みついており、"自身が歴代ベストディフェンダー"というグリーンの意見に反対の声をあげている。

 そんななか、17年までの約13年間ウォリアーズのフロントで過ごし、現在はアトランタ・ホークスのバスケットボール運営部門代表兼ゼネラルマネージャーとして活躍するトラビス・シュレンクが口を開いた。3月27日(日本時間28日、日付は以下同)に公開された『Tolbert, Krueger & Brooks Podcast』にて、シュレンクはグリーンについてこう話している。
 
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ウォリアーズの元アシスタントGMが語る“プロ入り前のグリーン”