12月14日（日本時間15日、日付は以下同）、ゴールデンステイト・ウォリアーズはチーム練習を行ない、ドレイモンド・グリーンとジェームズ・ワイズマンが初参加した。

　先週、ボブ・マイヤーズＧＭ（ゼネラルマネージャー）は２選手に新型コロナウイルスの検査結果で陽性反応が出たと発表しており、両選手を除く全選手がチーム練習に参加していたため、リーグのプロトコルによりグリーンとワイズマンはチームに合流していなかった。

　在籍９年目のグリーンは先発パワーフォワード、今年のドラフト全体２位指名のワイズマンは先発センターとして起用されることが濃厚で、今季フロントコートでタッグを組む両選手が初めてフロアで共演した。

「彼らがフロアに戻ってきてくれて、本当に良かったよ。ドレイモンドはこのチームのリーダーだからね。我々はキャンプ最初の週にリーダーが不在だったから難しかったんだ。彼はすぐさまフィルムセッションでアドバイスをしていたし、フロアでもアドバイスしていた。トラッシュトークもしていたけどね。でも彼のお陰でエナジーレベルが急上昇したよ」
  　この日の練習後、スティーブ・カー・ヘッドコーチ（ＨＣ）はそう語り、両選手の復帰を大歓迎。今季チームのディフェンス面で鍵を握るだけでなく、練習中にはグリーンからワイズマンへの鮮やかなアリウープダンクが炸裂するなど、オフェンス面でも期待がかかる。

「ドレイモンドは彼（ワイズマン）を劇的に助けることになるだろうね。特にディフェンス、ポジショニングなどの面においてね。ウォリアーズのファンはあのプレー（練習で見せたアリウープ）を見ることができると望んでいるはずさ。あの２人のディフェンス時における相乗効果、オフェンス時における連携プレーは見ていてすごくエキサイティングになるだろうね」と指揮官は話しており、グリーンとワイズマンによるコンビプレーに大きな期待を寄せている。