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NBA

ゴンザガ大が4年ぶりの決勝進出!劇的ブザービーターにOBの八村も「O.M.G!!!!!!!」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.04.05

4年ぶりの決勝進出を果たしたゴンザガ大。ブザービーターを決めたサッグスを中心に歓喜の輪を作った。(C)Getty Images

4年ぶりの決勝進出を果たしたゴンザガ大。ブザービーターを決めたサッグスを中心に歓喜の輪を作った。(C)Getty Images

 アメリカスポーツ界最大のイベントのひとつ、NCAAトーナメントは4月3日(日本時間4日)に準決勝が行なわれ、ゴンザガ大がUCLAに93-90で勝利。4年ぶり2度目の決勝進出を決めた。

 大会史に残る劇的な決着となった。ウエスト地区第1シードのゴンザガ大とイースト第11シードから勝ち上がったUCLAによる一戦は、前半を終えて45-44とゴンザガ大がわずかに1点リード。後半も一進一退となり、何度もリードチェンジを繰り返した末に試合は延長戦に。

 迎えた延長残り3秒。同点に追いつかれたゴンザガ大は、スローインからボールを受け取った1年生のジェイレン・サッグスがドリブルで駆け上がり、3ポイントラインのはるか後方からシュート。試合終了のブザーと同時にボールがネットを通過すると、殊勲のルーキーはコートサイドのテーブルに飛び上がり、チームは歓喜の輪を作った。
 
 劇的ブザービーターで勝利したゴンザガ大は、2017年以来4年ぶりの決勝進出。これには現在NBAで活躍するOBたちも大興奮で、ワシントン・ウィザーズの八村塁はTwitterで「O.M.G(オーマイガー)!!!!!!!!!!!!!!」「Unreal(信じられない)」と立て続けに投稿して喜びを爆発させた。

 なお、初めて決勝に進んだ2017年はノースカロライナ大に65-71で敗れて準優勝。この時1年生だった八村はシーズン平均4.6分の出場、トーナメントでは準々決勝のゼイビア大戦で日本人初得点となる3ポイントを決めたものの、準決勝以降は出番がなかった。

 今季のゴンザガ大は、ここまで31戦無敗と優勝候補の大本命。準決勝でヒーローとなったサッグスをはじめ、大黒柱のコリー・キスパートやトーナメント平均22点のドリュー・ティミ、2年生のジョエル・アヤイなど4人のNBAドラフト候補を擁しており、初優勝への機運は高まっている。

 決勝の相手は、準決勝でヒューストン大を破ったサウス地区第1シードのベイラー大。両校ともに初タイトルをかけた大一番は、現地5日(同6日)にティップオフを迎える。

構成●ダンクシュート編集部
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