NBA史上最高のドラフト豊作年と言えば、"神様"マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)を筆頭とした1984年が定説だ。しかし、"小さな得点王"として人気を博した殿堂入り選手のアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)は、「俺たち以上に優れた年はない」と"1996年ドラフト組最強説"を唱えている。
議論の発端となったのは、NBAが4月11日(日本時間12日)にリリースしたドキュメンタリー2部作『Ready or Not:The 96 NBA Draft』だ。同作はアイバーソン、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)らを擁した1996年ドラフト組をフィーチャーしたもの。作品内では、アイバーソンやレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)、ステフォン・マーブリー(元ニューヨーク・ニックスほか)ら当人たちの声も収録されているが、告知用に投稿された『NBA TV』の映像では、同年全体1位指名のアイバーソンが高らかに「ナンバー1」を主張している。
「人々はマイク(ジョーダン)がいた年(1984年)について話すし、レブロン(ジェームズ/レイカーズ)や(ドゥエイン)ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、メロ(カーメロ・アンソニー/ポートランド・トレイルブレイザーズ)のいた2003年を挙げることもある。どちらも素晴らしいが、1996年ドラフト組が圧倒的にベストだ。1996年のメンバーは歴代でもベスト。間違いなく伝説的な存在だ。俺たち以上に優れたドラフトイヤーはないと思う」
これまで、1984年ドラフトは史上最高の豊作と言われてきた。ジョーダン(全体3位)だけでなく、必殺技の"ドリーム・シェイク"を武器にリーグを席巻した名センターのアキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか/1位)、ジョーダンのライバルとしてしのぎを削ったチャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか/5位)、ジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ/16位)と、後世に語り継がれる4人のスーパースターを輩出している。
議論の発端となったのは、NBAが4月11日(日本時間12日)にリリースしたドキュメンタリー2部作『Ready or Not:The 96 NBA Draft』だ。同作はアイバーソン、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)らを擁した1996年ドラフト組をフィーチャーしたもの。作品内では、アイバーソンやレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)、ステフォン・マーブリー(元ニューヨーク・ニックスほか)ら当人たちの声も収録されているが、告知用に投稿された『NBA TV』の映像では、同年全体1位指名のアイバーソンが高らかに「ナンバー1」を主張している。
「人々はマイク(ジョーダン)がいた年(1984年)について話すし、レブロン(ジェームズ/レイカーズ)や(ドゥエイン)ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、メロ(カーメロ・アンソニー/ポートランド・トレイルブレイザーズ)のいた2003年を挙げることもある。どちらも素晴らしいが、1996年ドラフト組が圧倒的にベストだ。1996年のメンバーは歴代でもベスト。間違いなく伝説的な存在だ。俺たち以上に優れたドラフトイヤーはないと思う」
これまで、1984年ドラフトは史上最高の豊作と言われてきた。ジョーダン(全体3位)だけでなく、必殺技の"ドリーム・シェイク"を武器にリーグを席巻した名センターのアキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか/1位)、ジョーダンのライバルとしてしのぎを削ったチャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか/5位)、ジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ/16位)と、後世に語り継がれる4人のスーパースターを輩出している。