キャリア12年目のベテランにして、NBA史上最高の3ポイントシューターと評されるゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(以下、ステフ)。弟のセス・カリー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)ともに高精度の長距離砲を売りとし、彼らはコートにいるだけで相手チームを悩ませるほどの存在感を放つ。
そのカリー兄弟の父、デル・カリーもまた、現役時代は屈指の3ポイントシューターとして鳴らした。主にロールプレーヤーとして1986~2002年の16シーズンにわたってNBAでプレー。シャーロット・ホーネッツを筆頭に計5チームを渡り歩き、キャリア平均11.7点、3ポイント成功率40.2%(1試合平均1.1本成功)という成績を残している。
3月に33歳を迎えたステフは、同月末から11試合連続で30得点以上を記録する超絶パフォーマンスを披露し、リーグを震撼させた。
4月21日(日本時間22日)のワシントン・ウィザーズ戦で18得点に終わり、記録は途切れたものの、4月はここまでの11試合で平均38.7点。フィールドゴール成功率52.3%、3ポイント成功率47.1%、フリースロー成功率91.1%という驚異的な成績を残している。
この期間中は、10試合のスパンで72本の3ポイント成功という驚愕の記録も樹立。これには自身も現役時代にシューターとして活躍したスティーブ・カー・ヘッドコーチも「バスケットボールの歴史上、ステフのようにゴールを量産してきた選手はいない。彼だからこそできる高い基準であり、彼ならではのことなんだ」と舌を巻く。
さらにNBA史上、1人の選手が1試合で10本以上の3ポイントを沈めたケースは65回あるのだが、そのうちステフは断トツの21回(2位はクレイ・トンプソンの5回)、しかも今シーズンだけで6回も達成しているのだから驚きである。
そんなステフにとって、バスケットボールキャリアにおけるターニングポイントとなったのは高校時代だろう。「私は自分が最も速い男ではなかったし、高く跳べるわけでもなかった。だからショットのリリースを速くする必要があった」という父デルの指導の下、1日に500本、1000本、あるいはそれ以上のショットを放って、理想のフォームを徹底的に身体へ叩き込んだのである。
そのカリー兄弟の父、デル・カリーもまた、現役時代は屈指の3ポイントシューターとして鳴らした。主にロールプレーヤーとして1986~2002年の16シーズンにわたってNBAでプレー。シャーロット・ホーネッツを筆頭に計5チームを渡り歩き、キャリア平均11.7点、3ポイント成功率40.2%(1試合平均1.1本成功)という成績を残している。
3月に33歳を迎えたステフは、同月末から11試合連続で30得点以上を記録する超絶パフォーマンスを披露し、リーグを震撼させた。
4月21日(日本時間22日)のワシントン・ウィザーズ戦で18得点に終わり、記録は途切れたものの、4月はここまでの11試合で平均38.7点。フィールドゴール成功率52.3%、3ポイント成功率47.1%、フリースロー成功率91.1%という驚異的な成績を残している。
この期間中は、10試合のスパンで72本の3ポイント成功という驚愕の記録も樹立。これには自身も現役時代にシューターとして活躍したスティーブ・カー・ヘッドコーチも「バスケットボールの歴史上、ステフのようにゴールを量産してきた選手はいない。彼だからこそできる高い基準であり、彼ならではのことなんだ」と舌を巻く。
さらにNBA史上、1人の選手が1試合で10本以上の3ポイントを沈めたケースは65回あるのだが、そのうちステフは断トツの21回(2位はクレイ・トンプソンの5回)、しかも今シーズンだけで6回も達成しているのだから驚きである。
そんなステフにとって、バスケットボールキャリアにおけるターニングポイントとなったのは高校時代だろう。「私は自分が最も速い男ではなかったし、高く跳べるわけでもなかった。だからショットのリリースを速くする必要があった」という父デルの指導の下、1日に500本、1000本、あるいはそれ以上のショットを放って、理想のフォームを徹底的に身体へ叩き込んだのである。
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