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NBA通算100試合出場まで残り「3」。過去2年のデータで見る八村塁の“お得意様”チームとは?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.05.01

デビュー2シーズン目で100試合出場に迫っている八村。最も高得点を記録している対戦相手とは?(C)Getty Images

デビュー2シーズン目で100試合出場に迫っている八村。最も高得点を記録している対戦相手とは?(C)Getty Images

 ワシントン・ウィザーズの八村塁が節目の数字に迫っている。

 今季49試合(現地4月29日時点)に出場している八村は、昨季の48試合と合わせてNBA通算97試合に出場。あと3試合コートに立てば、「100試合」の大台に届くことになる。

 NBA入りしてからの2シーズンで、八村は所属するウィザーズを除く全29チームと対戦済み。さらにトロント・ラプターズを除く28チームと2回以上の対戦を経験している。では、NBAの中で八村が最も高得点をあげている“お得意様”はいったいどのチームなのか。対戦球団別の平均得点トップ10を紹介しよう。

■球団別平均得点6~10位
10位オクラホマシティ・サンダー/15.0点(2試合)
9位ダラス・マーベリックス/15.5点(2試合)
8位ゴールデンステイト・ウォリアーズ/16.0点(3試合)
6位シカゴ・ブルズ/16.5点(4試合)
6位ロサンゼルス・クリッパーズ/16.5点(4試合)

 キャリア通算で平均13.5点、フィールドゴール(FG)成功率46.8%を記録している八村にとって、上位10チームはすべて“平均以上”の得点をあげていることになる。もっとも、10位のサンダーはFG成功率38.7%と4割台を下回っており、その点ではFG57.9%で13.8点をあげているボストン・セルティックスやFG54.8%で14.3点のロサンゼルス・レイカーズの方が好相性とも言える。
 
 9位のマブズはデビュー戦の相手で、この時は14得点、10リバウンドでダブルダブルを達成。もう1試合の昨季の対戦でも17得点、6リバウンドをあげており、平均8.0リバウンドは全29チーム中トップの数字だ。

 ウォリアーズとはステフィン・カリー不在の昨季に2度対戦して平均13.0点。カリーと初対決となった今年4月の一戦ではチームトップの22得点をあげて勝利を飾っている。

 6位には、ともに4試合を戦っているブルズとクリッパーズが並ぶ。ブルズ戦では昨季2月の初対戦で20得点、今季2度の対戦でも17得点と19得点をあげており、通算FG成功率は56.1%の高率を誇る。

 クリッパーズは昨季12月にキャリアハイの30得点をあげた相手で、好相性のイメージを持っている人も多いだろう。今季は2試合で計19得点にとどまったものの、4試合を通じてFG成功率49.0%、3ポイント成功率50.0%とシュートタッチは良好。自身もプレーを参考にしているというカワイ・レナードとのマッチアップで、堂々たる活躍を見せている。
 
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