ベッキー・ハモン(サンアントニオ・スパーズ)、ジェニー・ブーセック(ダラス・マーベリックス)、ナンシー・リーバーマン(元サクラメント・キングス)、ナタリー・ナカセ(元ロサンゼルス・クリッパーズ)……。NBAでは、これまで複数のチームで女性がアシスタントコーチ(AC)を務めてきた。
そして昨年12月30日(日本時間31日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズ戦でグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチ(HC)が第2クォーター残り約4分に退場となり、ハモンACが女性として初めてNBAチームの指揮を執るという歴史的快挙を成し遂げた。
試合は107-121でレイカーズに敗れたものの、ハモンは「間違いなく大変なことであり、本当に起きた瞬間。私はこれまでこの組織の一員だった。2007年にトレードでやってきてから、サンアントニオにはずっといたし、スパーズという組織の一員で、(WNBAのサンアントニオ)スターズにもいたから、かれこれ13年間ね。だから私はもの凄く多くの時間を費やしてきたし、(サンアントニオも)多大な時間を注いでくれたことで今の私を構築し、向上させてくれた」と、感慨深くコメント。
ポポビッチHCもレイカーズ戦を前に、2014年8月にスパーズのACに就任してから今季で7年目を迎えたハモンについて「(ACとして)雇ったのは、彼女にはもの凄い能力があると思ったからだ。彼女がプレーしているのを観たのがすべての始まりだった。彼女はリーダーであり、チームの皆が彼女に反応を示していたし、ものすごく自信に満ちていた。彼女にはこのリーグで優秀なコーチになるために、必要な要素がすべて備わっていたんだ」と評していた。
リーグ史に名を残す名将だけでなく、他チームもハモンについて高く評価しており、ここ数年はHCに空きがあるチームの候補として、頻繁に彼女の名が挙がっていた。近い将来、NBA史上初となるフルタイムの女性指揮官となる可能性を、ハモンは大いに秘めていると言えよう。
そして昨年12月30日(日本時間31日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズ戦でグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチ(HC)が第2クォーター残り約4分に退場となり、ハモンACが女性として初めてNBAチームの指揮を執るという歴史的快挙を成し遂げた。
試合は107-121でレイカーズに敗れたものの、ハモンは「間違いなく大変なことであり、本当に起きた瞬間。私はこれまでこの組織の一員だった。2007年にトレードでやってきてから、サンアントニオにはずっといたし、スパーズという組織の一員で、(WNBAのサンアントニオ)スターズにもいたから、かれこれ13年間ね。だから私はもの凄く多くの時間を費やしてきたし、(サンアントニオも)多大な時間を注いでくれたことで今の私を構築し、向上させてくれた」と、感慨深くコメント。
ポポビッチHCもレイカーズ戦を前に、2014年8月にスパーズのACに就任してから今季で7年目を迎えたハモンについて「(ACとして)雇ったのは、彼女にはもの凄い能力があると思ったからだ。彼女がプレーしているのを観たのがすべての始まりだった。彼女はリーダーであり、チームの皆が彼女に反応を示していたし、ものすごく自信に満ちていた。彼女にはこのリーグで優秀なコーチになるために、必要な要素がすべて備わっていたんだ」と評していた。
リーグ史に名を残す名将だけでなく、他チームもハモンについて高く評価しており、ここ数年はHCに空きがあるチームの候補として、頻繁に彼女の名が挙がっていた。近い将来、NBA史上初となるフルタイムの女性指揮官となる可能性を、ハモンは大いに秘めていると言えよう。