5月3日(日本時間4日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでインディアナ・ペイサーズと対戦した。
ウィザーズはラッセル・ウエストブルック、ハウル・ネト、ブラッドリー・ビール、八村塁、アレックス・レン、ペイサーズはエドモンド・サムナー、キャリス・ルバート、オシュー・ブリセット、ダグ・マクダーモット、ドマンタス・サボニスがスタートした。
3試合ぶりのホームゲームとなったウィザーズは、試合開始4分でセンターのレンが9得点を奪い、八村もフローターと3ポイントを決め、第1クォーターを36-31とリードして終える。第2クォーターは中盤まで接戦だったが、残り6分からウィザーズが27-15のランを仕掛け、このクォーターで46得点、前半で今季最多の82得点を叩き出し、82-66で後半戦に突入。
第3クォーターに入ってもウィザーズはウエストブルックのレイアップやビールの3ポイントプレーで試合の主導権を握る。八村も右サイドからのジャンパー、ブロックからネトのパスからのダンク、ウエストブルックのアシストからのダンクやレイアップで波に乗り、ウィザーズは第3クォーター残り7分で早くも100点超え。その後もベンチのロビン・ロペスやイシュ・スミスらも得点を積み重ね、122-102と20点リードで最終クォーターへ。
第4クォーターではペイサーズに点差を詰められる場面もあったものの、八村の左手ダンクやミドルジャンパー、ダニエル・ガ―フォードの2連続アリウープらで2桁のリードを守ったウィザーズが154-141で勝利。得点とフィールドゴール成功率61.4%はシーズンハイで、今季ペイサーズとの対戦成績を2勝0敗とした。
ウィザーズはビールが26得点、ウエストブルックが14得点、キャリアハイの21リバウンド、キャリアハイタイの24アシストで今季32回目、通算178回目のトリプルダブル、レンが12得点、ネトが9得点、8アシスト、控えからはガーフォードが15得点、ダービス・ベルターンスが14得点、スミスとチャンドラー・ハッチソンが13得点、ロペスが11得点を奪った。
八村は31分間の出場でチーム最多の27得点に加え、7リバウンド、2アシスト、1ブロック。フィールドゴール63.2%(12/19)、3ポイント50%(1/2)、フリースロー100%(2/2)という成績だった。
勝利したウィザーズは今季30勝目(35敗/勝率46.2%)をマークし、ペイサーズ(30勝34敗/勝率46.9%)とは0.5ゲーム差。今後は5月5日に2年連続MVPのヤニス・アデトクンボ率いるミルウォーキー・バックス、6日に渡邊雄太の所属するトロント・ラプターズ、8日には再びペイサーズといずれもアウェーで対戦する。
構成●ダンクシュート編集部
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