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【NBA】渡邊雄太がキャリア2度目の先発&自己最長30分出場もチームは敗戦…次戦は八村塁との日本人対決へ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.05.05

クリッパーズ戦で先発出場した渡邊。自己最長となる30分間のプレーで6得点をあげるもチームは敗れた。(C)Getty Images

 5月4日(日本時間5日)、トロント・ラプターズは敵地で西地区4位のロサンゼルス・クリッパーズと対戦し、100-105で敗戦。キャリア2度目の先発出場を果たした渡邊雄太は自己最長の30分15秒間プレーして6得点(フィールドゴール2/6、3ポイント2/5)、6リバウンド、1アシスト、2スティールを記録した。

 カイル・ラウリー、OG・アヌノビー、クリス・ブーシェら複数の主力が欠場したラプターズは、フレッド・ヴァンブリート、パスカル・シアカムら本来の主軸に加えて渡邊を先発に起用。3月3日(対デトロイト・ピストンズ)以来の抜擢となった渡邊は、守備では相手の得点源ポール・ジョージのマッチアップを任される。

 リーグ屈指のスコアラーに対して序盤は立て続けにゴールを許したものの、渡邊も執拗なマークで応戦。攻撃面では第1クォーターに2本の3ポイントを沈めると、第2クォーターには2本のスティールをマークしたほか、前半は両軍最多の5リバウンドを奪うなど攻守で存在感を見せた。
 
 54-48とリードして迎えた後半もスターターとしてコートに立った渡邊だが、前半とは一転、目立った見せ場は作れず。1点リードの第4クォーター残り4分39秒にベンチから再起用され、最後までコートに立ち続けるも、チームは痛恨の逆転負けを喫した。

 ラプターズはヴァンブリートがゲームハイの27得点、13アシスト、シアカムが24得点をあげるも、第3の攻撃オプションを欠き、第4クォーターは18得点と失速。一方、すでにプレーオフ進出を決めているクリッパーズはジョージとマーカス・モリスSr.が各22得点、レジー・ジャクソンが18得点、カワイ・レナードが13得点と主軸が躍動し、4試合ぶりの勝利をあげた。

 西地区遠征を1勝3敗で終えたラプターズは27勝39敗(勝率40.9%)となり、プレーイン・トーナメント出場圏内まで3.5ゲーム差の11位に。次戦は日本時間7日、八村塁の所属する10位のワシントン・ウィザーズ(30勝35敗/勝率46.2%)と激突する。今季初の日本人対決はもちろん、プレーオフを争うチーム同士の白熱の戦いに注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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