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【NBA】イーストの上位6チームが決定!八村塁のウィザーズは残り2試合でプレーイン・トーナメント参戦を目指す<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.05.14

バトラー(右)擁するヒートは昨季に続いてプレーオフ進出決定。ランドル(左)率いるニックスも8年ぶりに大舞台に戻ってくる。(C)Getty Images

 NBAのレギュラーシーズンも残すところあと4日。東西各カンファレンスのプレーオフ争いも佳境を迎えている。

 現地5月12日(日本時間13日)には、イースタン・カンファレンス上位6チームの顔ぶれが決定。早々にプレーオフの切符を手に入れたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ブルックリン・ネッツ、ミルウォーキー・バックスの3強に続き、アトランタ・ホークス、マイアミ・ヒート、ニューヨーク・ニックスの3チームがポストシーズン進出を確定させた。

■イースタン・カンファレンス順位 
1位★シクサーズ(47勝22敗/.682)
2位★ネッツ(46勝24敗/.657)↑1.5
3位★バックス(44勝25敗/.638)↑3.0
4位★ホークス(39勝31敗/.557)↑8.5
5位★ヒート(38勝31敗/.551)↑9.0
6位★ニックス(38勝31敗/.551)↑9.0
7位☆セルティックス(35勝35敗/.500)↑12.5
8位☆ホーネッツ(33勝36敗/.478)↑14.0
9位☆ペイサーズ(33勝36敗/.478)↑14.0
10位ウィザーズ(32勝38敗/.457)↑15.5
11位ブルズ(29勝40敗/.420)↑18.0
※現地5月12日終了時点。★=プレーオフ決定。☆=プレーイン・トーナメント決定。↑=1位とのゲーム差
 
 各チーム残り2~3試合という状況で、現在3位のバックスと4位のホークスは5.5ゲームの差があるため、今後はシクサーズ、ネッツ、バックスが1~3位を、ホークス、ヒート、ニックスが4~6位を争うことになる。

 上位陣にとって特に怖い存在となりそうなのは、昨季も第5シードからファイナルまで勝ち上がったヒートだろう。闘将ジミー・バトラーを中心にタフさと経験を備えた彼らが最終的にどのシード順に収まるかは、プレーオフの行方を左右するかもしれない。

 ホークスは4年ぶり、ニックスは8年ぶりのプレーオフ出場とあって、ともに経験不足は否めない。それでもホークスはトレイ・ヤングを中心とした攻撃力、ニックスはリーグ屈指の守備力を武器に、久々の大舞台を簡単に去るつもりはないはずだ。

 プレーオフではこの3チームの中の2チームが第4、5シードとして1回戦で当たるが、6位のチームは3位(シクサーズ、ネッツ、バックスのいずれか)との対戦となるため、これを避けるための順位争いは最後まで熾烈を極めそうだ。
 
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