10月18日(日本時間19日)をもって、NBAはプレシーズンの全日程が終了。各チームは22日(同23日)から幕を開けるレギュラーシーズンに向けて、準備を進めている。
ワシントン・ウィザーズ期待のルーキー八村塁は、プレシーズン5試合のうち4試合に出場。先発パワーフォワードとして平均21.9分、10.3点、6.5リバウンド、1.3アシスト、0.75スティール、0.50ブロック。フィールドゴール成功率40.5%、3ポイント成功率44.4%、フリースロー成功率43.8%という成績を残した。
この数日間のスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)のコメントを聞く限り、23日(同24日)のダラス・マーベリックスとのシーズン開幕戦も、八村はスターターとしてNBAデビューを飾ることは確実と言っていい。
7月に行なわれたサマーリーグでも、八村は3試合に出場し、平均31.6分、19.3点、7.0リバウンド、0.7アシスト、0.33スティール、1.67ブロックを記録。フィールドゴール成功率50.0%、3ポイント成功率33.3%、フリースロー成功率87.5%と、3ポイントを除けばショット成功率は高い数字を残していた。 サマーリーグと比べると、プレシーズンに八村が残した成績は軒並みダウン。デイビッド・アドキンスAC(アシスタントコーチ)によるマンツーマン指導によって、3ポイント成功率はアップしているものの、いずれも試投数が少なかったため、参考とするには説得力に乏しいというのが現状だ。
では、約6か月間にもおよぶNBAのレギュラーシーズンで、八村は活躍することができるのか。
結論から言うと、八村はルーキーシーズンで平均2桁得点を残すほどの活躍を見せることは十分可能だろう。プレシーズンでもゴール下へ跳び込んで得点し、得意のミドルジャンパーも何度も沈めるなど、自身の武器は確実に通用した。
また、ウィザーズはブラッドリー・ビールという絶対的なファーストオプションがいながら、それ以外に有力なスコアラーはおらず、相手チームからすればビール頼みという面は否めない。
先発ポイントガードのイシュ・スミスはドライブでかき回し、チームメイトに得点機会を演出することが求められており、自ら果敢に点を取りに行くことはあまりないはず。左手親指の負傷から回復途中にあるアイザイア・トーマスは、ボストン・セルティックス時代に平均28.9点を残した実績があるものの、開幕に間に合うかは微妙だ。
ビッグマンのトーマス・ブライアントも、オフェンスの起点というよりも、どちらかと言えばリング下におけるフィニッシャーという役割であり、先発スモールフォワードは誰が務めるか定まっていないという状況にある。
ワシントン・ウィザーズ期待のルーキー八村塁は、プレシーズン5試合のうち4試合に出場。先発パワーフォワードとして平均21.9分、10.3点、6.5リバウンド、1.3アシスト、0.75スティール、0.50ブロック。フィールドゴール成功率40.5%、3ポイント成功率44.4%、フリースロー成功率43.8%という成績を残した。
この数日間のスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)のコメントを聞く限り、23日(同24日)のダラス・マーベリックスとのシーズン開幕戦も、八村はスターターとしてNBAデビューを飾ることは確実と言っていい。
7月に行なわれたサマーリーグでも、八村は3試合に出場し、平均31.6分、19.3点、7.0リバウンド、0.7アシスト、0.33スティール、1.67ブロックを記録。フィールドゴール成功率50.0%、3ポイント成功率33.3%、フリースロー成功率87.5%と、3ポイントを除けばショット成功率は高い数字を残していた。 サマーリーグと比べると、プレシーズンに八村が残した成績は軒並みダウン。デイビッド・アドキンスAC(アシスタントコーチ)によるマンツーマン指導によって、3ポイント成功率はアップしているものの、いずれも試投数が少なかったため、参考とするには説得力に乏しいというのが現状だ。
では、約6か月間にもおよぶNBAのレギュラーシーズンで、八村は活躍することができるのか。
結論から言うと、八村はルーキーシーズンで平均2桁得点を残すほどの活躍を見せることは十分可能だろう。プレシーズンでもゴール下へ跳び込んで得点し、得意のミドルジャンパーも何度も沈めるなど、自身の武器は確実に通用した。
また、ウィザーズはブラッドリー・ビールという絶対的なファーストオプションがいながら、それ以外に有力なスコアラーはおらず、相手チームからすればビール頼みという面は否めない。
先発ポイントガードのイシュ・スミスはドライブでかき回し、チームメイトに得点機会を演出することが求められており、自ら果敢に点を取りに行くことはあまりないはず。左手親指の負傷から回復途中にあるアイザイア・トーマスは、ボストン・セルティックス時代に平均28.9点を残した実績があるものの、開幕に間に合うかは微妙だ。
ビッグマンのトーマス・ブライアントも、オフェンスの起点というよりも、どちらかと言えばリング下におけるフィニッシャーという役割であり、先発スモールフォワードは誰が務めるか定まっていないという状況にある。