ワシントン・ウィザーズの八村塁は、5月31日(日本時間6月1日)に開催されたフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレーオフ・ファーストラウンド第4戦に先発出場。20得点、13リバウンドのダブルダブルの活躍で、シリーズ初勝利(122―114)に大きく貢献した。
負けたらシーズンが終わるがけっぷちの一戦、ウィザーズは得点源のブラッドリー・ビールが27得点、ラッセル・ウエストブルックが19得点をあげたものの、フィールドゴール(FG)成功率は2人で28.6%(12/42)と不発。そんななかで八村はFG66.7%(8/12)、3ポイントも50%(3/6)と高確率でショットを沈め、2大エース不振の穴を見事に埋めてみせた。
前半で7得点、6リバウンドをあげた八村は、第3クォーターに7得点、5リバウンドを記録し、早くもダブルダブルを達成。さらに接戦となった第4クォーター終盤には速攻からの豪快なダンク、残り45秒には試合を決める3ポイントをヒット。引き続きリバウンドにも積極的に絡み、13リバウンドはシーズンを通じてキャリアハイの数字だった。
試合後、八村は「最初からいい感じにいけた。チーム全体でアグレッシブなプレーができた」と回想。自身の活躍(20得点、13リバウンド)については「こういう大きいゲームでどれだけできる選手になるかということは僕も重要にしてきたので、こういう風に活躍できて良かった」と語った。
コート上であまり感情を表に出すことのない八村だが、第3クォーターにオフェンシブ・リバウンドを奪い、左手ダンクを決めた直後に咆哮。この行為が相手への威嚇行為と見なされ、テクニカルファウルを吹かれたが、「会場も盛り上がっていたし、僕も失うものはなかった」と、この日は気持ちを全面に出してプレーしていたのが印象的だった。
第4クォーター終盤に決めた値千金の3ポイントは「ブラッド(ビール)が2、3人くらいディフェンスを集め、僕がワイドオープンだったんですけど、彼が信用してくれてパスを出してくれたので、気持ちよく打てた」とチームメイトに感謝を述べた。
ウィザーズはホームで一矢報いたとはいえ、シリーズ成績は1勝3敗、次戦はアウェー開催と不利な状況に変わりはない。それでも第4戦ではチーム全体で12ブロックと課題のディフェンスが改善、リバウンドも57-48、セカンドチャンスの得点も17-12とシクサーズを上回るなど好材料も見られた。第5戦もこのプレーを継続し、敵地で勝利して再びホームに戻って来れるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁の厳選ショット!
負けたらシーズンが終わるがけっぷちの一戦、ウィザーズは得点源のブラッドリー・ビールが27得点、ラッセル・ウエストブルックが19得点をあげたものの、フィールドゴール(FG)成功率は2人で28.6%(12/42)と不発。そんななかで八村はFG66.7%(8/12)、3ポイントも50%(3/6)と高確率でショットを沈め、2大エース不振の穴を見事に埋めてみせた。
前半で7得点、6リバウンドをあげた八村は、第3クォーターに7得点、5リバウンドを記録し、早くもダブルダブルを達成。さらに接戦となった第4クォーター終盤には速攻からの豪快なダンク、残り45秒には試合を決める3ポイントをヒット。引き続きリバウンドにも積極的に絡み、13リバウンドはシーズンを通じてキャリアハイの数字だった。
試合後、八村は「最初からいい感じにいけた。チーム全体でアグレッシブなプレーができた」と回想。自身の活躍(20得点、13リバウンド)については「こういう大きいゲームでどれだけできる選手になるかということは僕も重要にしてきたので、こういう風に活躍できて良かった」と語った。
コート上であまり感情を表に出すことのない八村だが、第3クォーターにオフェンシブ・リバウンドを奪い、左手ダンクを決めた直後に咆哮。この行為が相手への威嚇行為と見なされ、テクニカルファウルを吹かれたが、「会場も盛り上がっていたし、僕も失うものはなかった」と、この日は気持ちを全面に出してプレーしていたのが印象的だった。
第4クォーター終盤に決めた値千金の3ポイントは「ブラッド(ビール)が2、3人くらいディフェンスを集め、僕がワイドオープンだったんですけど、彼が信用してくれてパスを出してくれたので、気持ちよく打てた」とチームメイトに感謝を述べた。
ウィザーズはホームで一矢報いたとはいえ、シリーズ成績は1勝3敗、次戦はアウェー開催と不利な状況に変わりはない。それでも第4戦ではチーム全体で12ブロックと課題のディフェンスが改善、リバウンドも57-48、セカンドチャンスの得点も17-12とシクサーズを上回るなど好材料も見られた。第5戦もこのプレーを継続し、敵地で勝利して再びホームに戻って来れるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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