ボストン・セルティックスとのプレーオフ・ファーストラウンドを4勝1敗で制し、球団初優勝へ向けてまずは順調なスタートを切ったブルックリン・ネッツ。ケビン・デュラント(平均32.6点)、ジェームズ・ハーデン(同27.8点)、カイリー・アービング(同24.8点)が計85.2点を稼ぎ出すなど、超強力ビッグ3の破壊力を存分に知らしめる結果となった。
そんななかで、注目を集めていたのが古巣との対戦となったアービングだ。アービングは2017-18、18-19シーズンと2年間セルティックスに在籍したものの、その間のチームとの関係性は決して良好とは言えず、19年オフにネッツへ移籍した際にはファンからかなりの反感を買っていた。当然、このシリーズでもセルティックスの本拠地TDガーデンではブーイングの嵐。アービングがボールを持つたび怒号が飛び、シュートを外せば一際大きい歓声が沸いた。
しかしそんな四面楚歌の状況でも、アービングは見事なパフォーマンスでオフェンスを牽引。特に第4戦では39得点を叩き出し、シリーズ突破に王手をかける原動力となった。
ただ、このゲームの終了後にアービングがとった行動が問題視されている。試合終了時はベンチに下がっていたアービングは、選手たちをハイタッチで迎えながら、ゆっくりとした足取りでコート中央へ。そしてセンターサークルに描かれているセルティックスのロゴの顔部分を、はっきりと踏みつけたのだ。
当然、この行為には非難が殺到。そして、かつてセルティックスに在籍し、2008年にチームを22年ぶりの優勝に導いたレジェンドOBのケビン・ガーネットも、自身のインスタグラムに「リスペクトに欠ける行為」としてアービングを批判する投稿をアップした。
「カイリーに踏みつけられても、誰も何も言わないのか?何も見なかったように振る舞うのか?なってこった……。あんなことはやってはならない。まったくクールじゃないね」
2007年から6シーズン、身も心もセルティックスに捧げてきたガーネットからすれば、アービングの行為は到底許せるものではなかったはずだ。今後もセルティックスとアービングの対戦時は、大きな注目が集まるに違いない。
構成●ダンクシュート編集部
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そんななかで、注目を集めていたのが古巣との対戦となったアービングだ。アービングは2017-18、18-19シーズンと2年間セルティックスに在籍したものの、その間のチームとの関係性は決して良好とは言えず、19年オフにネッツへ移籍した際にはファンからかなりの反感を買っていた。当然、このシリーズでもセルティックスの本拠地TDガーデンではブーイングの嵐。アービングがボールを持つたび怒号が飛び、シュートを外せば一際大きい歓声が沸いた。
しかしそんな四面楚歌の状況でも、アービングは見事なパフォーマンスでオフェンスを牽引。特に第4戦では39得点を叩き出し、シリーズ突破に王手をかける原動力となった。
ただ、このゲームの終了後にアービングがとった行動が問題視されている。試合終了時はベンチに下がっていたアービングは、選手たちをハイタッチで迎えながら、ゆっくりとした足取りでコート中央へ。そしてセンターサークルに描かれているセルティックスのロゴの顔部分を、はっきりと踏みつけたのだ。
当然、この行為には非難が殺到。そして、かつてセルティックスに在籍し、2008年にチームを22年ぶりの優勝に導いたレジェンドOBのケビン・ガーネットも、自身のインスタグラムに「リスペクトに欠ける行為」としてアービングを批判する投稿をアップした。
「カイリーに踏みつけられても、誰も何も言わないのか?何も見なかったように振る舞うのか?なってこった……。あんなことはやってはならない。まったくクールじゃないね」
2007年から6シーズン、身も心もセルティックスに捧げてきたガーネットからすれば、アービングの行為は到底許せるものではなかったはずだ。今後もセルティックスとアービングの対戦時は、大きな注目が集まるに違いない。
構成●ダンクシュート編集部
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