ケンドリック・パーキンスは現役時代、守備専門のロールプレーヤー型センターだったが、世界最高峰のNBAで14シーズンを戦い、2008年にはボストン・セルティックスでポール・ピアース、ケビン・ガーネット、レイ・アレンの“ビッグ3”とともにリーグ優勝を経験した。
今季はデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが2000年のシャキール・オニール以来21年ぶりとなるセンターのMVP受賞者となり、改めてビッグマンにスポットライトが当たった。そんななかで18年に引退し、現在は辛口解説者として人気を博すパーキンスが米メディア『ESPN』の番組「Keyshawn, JWill & Zubin」で、現代のビッグマンTOP5を選出している。
5位に名前を挙げたのは、アトランタ・ホークスのクリント・カペラだ。身長208センチとセンターとしては小柄な部類ながら、インサイドの柱として奮闘。今季自身初のリバウンド王(平均14.3本)に輝き、4年連続でシーズンダブルダブルを記録している。パーキンスは「平均15得点、14リバウンドをあげ、アトランタの守備のアンカー役を担っている」とスイス出身の27歳を評価した。
4位はユタ・ジャズのルディ・ゴベア。言わずと知れた、リーグトップクラスの守備型センターで、直近4シーズンのうち、今季を含めて最優秀守備選手を3回受賞している。「ゴベアは最優秀守備選手で、ディフェンスは彼の専売特許だ」。パーキンス評の通り、守備が一番の武器ながら、レギュラーシーズンでFG成功率トップ(67.5%)を記録したように、ペイント内でポイントを重ねて平均14点を超えているのも見逃せない点だろう。
3位に入ったのが、レブロン・ジェームズと並ぶロサンゼルス・レイカーズの大黒柱であるアンソニー・デイビスだ。今季レイカーズがプレーオフ1回戦でフェニックス・サンズに敗れ、2連覇の夢が潰えてしまったのは、デイビスのケガの影響が大きい。
肩、鼠径部、アキレス腱など満身創痍の状態が続いているが、パーキンスは「AD(デイビス)は一世代に1人のタレント。彼は手傷を負っているが、健康体ならゲームを支配できる選手だ」とそのポテンシャルを認めている。
2位は、今季のMVP投票で惜しくも次点だったフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードだ。リーグ4位の平均28.5点、同10位の10.6リバウンドの好成績を残し、21試合の欠場がなければ、MVPの可能性もあった。エンビードの凄さは、パーキンスが引き合いに出した名センターの名前からもうかがえる。
「フィリーのビッグマンは275ポンド(125キロ。公称は127キロ)のアキーム・オラジュワンだ。フットワークが素晴らしく、ミッドレンジのシュートタッチも良い。ポストワークに鋭いスピン(ムーブ)、ウィンドミルも可能な身体能力、ドリブルもこなすハンドリング力と何でもできる。少なくとも俺の中では(今季の)MVPだ」
今季はデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが2000年のシャキール・オニール以来21年ぶりとなるセンターのMVP受賞者となり、改めてビッグマンにスポットライトが当たった。そんななかで18年に引退し、現在は辛口解説者として人気を博すパーキンスが米メディア『ESPN』の番組「Keyshawn, JWill & Zubin」で、現代のビッグマンTOP5を選出している。
5位に名前を挙げたのは、アトランタ・ホークスのクリント・カペラだ。身長208センチとセンターとしては小柄な部類ながら、インサイドの柱として奮闘。今季自身初のリバウンド王(平均14.3本)に輝き、4年連続でシーズンダブルダブルを記録している。パーキンスは「平均15得点、14リバウンドをあげ、アトランタの守備のアンカー役を担っている」とスイス出身の27歳を評価した。
4位はユタ・ジャズのルディ・ゴベア。言わずと知れた、リーグトップクラスの守備型センターで、直近4シーズンのうち、今季を含めて最優秀守備選手を3回受賞している。「ゴベアは最優秀守備選手で、ディフェンスは彼の専売特許だ」。パーキンス評の通り、守備が一番の武器ながら、レギュラーシーズンでFG成功率トップ(67.5%)を記録したように、ペイント内でポイントを重ねて平均14点を超えているのも見逃せない点だろう。
3位に入ったのが、レブロン・ジェームズと並ぶロサンゼルス・レイカーズの大黒柱であるアンソニー・デイビスだ。今季レイカーズがプレーオフ1回戦でフェニックス・サンズに敗れ、2連覇の夢が潰えてしまったのは、デイビスのケガの影響が大きい。
肩、鼠径部、アキレス腱など満身創痍の状態が続いているが、パーキンスは「AD(デイビス)は一世代に1人のタレント。彼は手傷を負っているが、健康体ならゲームを支配できる選手だ」とそのポテンシャルを認めている。
2位は、今季のMVP投票で惜しくも次点だったフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードだ。リーグ4位の平均28.5点、同10位の10.6リバウンドの好成績を残し、21試合の欠場がなければ、MVPの可能性もあった。エンビードの凄さは、パーキンスが引き合いに出した名センターの名前からもうかがえる。
「フィリーのビッグマンは275ポンド(125キロ。公称は127キロ)のアキーム・オラジュワンだ。フットワークが素晴らしく、ミッドレンジのシュートタッチも良い。ポストワークに鋭いスピン(ムーブ)、ウィンドミルも可能な身体能力、ドリブルもこなすハンドリング力と何でもできる。少なくとも俺の中では(今季の)MVPだ」