今夏、45年ぶりに五輪出場を果たすバスケットボール男子日本代表(FIBAランク42位)は7月7日、沖縄アリーナでハンガリー(FIBAランク38位)との強化試合を行なった。
NBAワシントン・ウィザーズの八村塁、NBLメルボルン・ユナイテッドの馬場雄大の合流が遅れるなか、チームを牽引したのは今季NBAで本契約を掴んだトロント・ラプターズの渡邊雄太だ。
渡邊は序盤、チーム最初の得点となる3ポイントを決めると、その後も速攻からダンク、2本目の3ポイントなど第1クォーターだけで10得点をマーク。久々の実戦で「正直疲れもあった」と言うが、最終的に両チーム最多の25得点(FG8/14、3ポイント4/8、FT5/6)、7リバウンド、4アシスト、2スティール、1ブロックと攻守で圧倒的な存在感を放ち、79-58の勝利に導いた。
試合後、渡邊は「今日はチームとしてディフェンスは足が動いていたし、それがオフェンスでもいいリズムを生んでいた。フィジカルにディフェンスをやっていけば、もっといいチームになれる」と手応えを口にした。
さらに今大会はキャプテンも務める(田中大貴と共同)とあって、コート内外でチームの先頭に立つ言動が見られた。
「このチームが世界で勝っていくためには、僕が中心となってやっていかなきゃいけないという責任はある」と試合後に語ったように、コート上の働きはもちろん、ベンチに下がった時も立ち上がって味方を応援し、好プレーには誰よりも大きなジェスチャーで喜びを表わしていた。
そんなキャプテンとしての姿勢は、ラプターズの2人のスター選手を参考にしているという。
「フレッド(ヴァンブリート)やカイル(ラウリー)が常にベンチから(コート上の)僕たちに声を出してくれているので、そうやってチームのエースたちが声を掛けてくれるともっと頑張らなきゃという気持ちになります。だから僕もそういう役割を日本代表ではどんどんやっていこうと思っています」
本人も語るようにNBAではあくまでロールプレーヤーという立場だが、代表では八村と並ぶ大黒柱として期待を一身に背負う渡邊。日本人として唯一、NBAで3シーズンを生き抜いた技術、経験を惜しみなくチームに還元していく。
構成●ダンクシュート編集部
NBAワシントン・ウィザーズの八村塁、NBLメルボルン・ユナイテッドの馬場雄大の合流が遅れるなか、チームを牽引したのは今季NBAで本契約を掴んだトロント・ラプターズの渡邊雄太だ。
渡邊は序盤、チーム最初の得点となる3ポイントを決めると、その後も速攻からダンク、2本目の3ポイントなど第1クォーターだけで10得点をマーク。久々の実戦で「正直疲れもあった」と言うが、最終的に両チーム最多の25得点(FG8/14、3ポイント4/8、FT5/6)、7リバウンド、4アシスト、2スティール、1ブロックと攻守で圧倒的な存在感を放ち、79-58の勝利に導いた。
試合後、渡邊は「今日はチームとしてディフェンスは足が動いていたし、それがオフェンスでもいいリズムを生んでいた。フィジカルにディフェンスをやっていけば、もっといいチームになれる」と手応えを口にした。
さらに今大会はキャプテンも務める(田中大貴と共同)とあって、コート内外でチームの先頭に立つ言動が見られた。
「このチームが世界で勝っていくためには、僕が中心となってやっていかなきゃいけないという責任はある」と試合後に語ったように、コート上の働きはもちろん、ベンチに下がった時も立ち上がって味方を応援し、好プレーには誰よりも大きなジェスチャーで喜びを表わしていた。
そんなキャプテンとしての姿勢は、ラプターズの2人のスター選手を参考にしているという。
「フレッド(ヴァンブリート)やカイル(ラウリー)が常にベンチから(コート上の)僕たちに声を出してくれているので、そうやってチームのエースたちが声を掛けてくれるともっと頑張らなきゃという気持ちになります。だから僕もそういう役割を日本代表ではどんどんやっていこうと思っています」
本人も語るようにNBAではあくまでロールプレーヤーという立場だが、代表では八村と並ぶ大黒柱として期待を一身に背負う渡邊。日本人として唯一、NBAで3シーズンを生き抜いた技術、経験を惜しみなくチームに還元していく。
構成●ダンクシュート編集部
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