東京五輪

アメリカ代表が五輪会場で初練習!NBAファイナル組も23日中に合流か<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.07.23

会場のさいたまスーパーアリーナで練習を行なったアメリカ代表。リラードはマスク姿でボールの感触を確かめた。(C)Getty Images

 東京五輪で4連覇を目指すバスケットボールのアメリカ代表が本格的に始動した。

 "チームUSA"は7月22日、本番の会場となる「さいたまスーパーアリーナ」で初練習を実施。ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)を筆頭に、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)らNBAのスター軍団が汗を流した。司令塔のデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)は、チームのロゴがプリントされたマスクを着用して、ボールの感触を確かめていた。

 アメリカ代表は登録12人のうち、当初8人が東京入り。ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)は新型コロナウイルスの感染防止規定の対象となり、来日直前にチームから離れたものの、その後クリアになりチームへ合流することに。
 
 21日(現地時間20日)までNBAファイナルを戦っていたミルウォーキー・バックスのクリス・ミドルトンとドリュー・ホリデー、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーも、プライベートジェットで今日にでも日本に到着する予定だという。

 グループAに属するアメリカは25日に世界ランキング7位のフランスとの初戦を迎えるが、初陣からフルメンバーで臨める見込みだ。

 合流が遅れる4人、とりわけファイナルで激闘を繰り広げた3人は、代表に加わって即本番という形になる。試合勘という点では問題ないとはいえ、連携面、さらには疲労の蓄積も懸念される。過去19大会中15個の金メダルを獲得してきた絶対王者は、この異例の状況下でも頂点にたどり着けるか。決戦は間近に迫っている。

構成●ダンクシュート編集部
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