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東京五輪

「彼こそが世界のベストプレーヤー」敵将も絶賛!デビュー戦で強烈なインパクトを残したドンチッチ【東京五輪】

秋山裕之

2021.07.27

ドンチッチはアルゼンチン相手に48得点、11リバウンド、5アシストを叩き出し、スロベニアを五輪初勝利に導いた。(C)Getty Images

ドンチッチはアルゼンチン相手に48得点、11リバウンド、5アシストを叩き出し、スロベニアを五輪初勝利に導いた。(C)Getty Images

 7月26日に幕を開けた東京オリンピック5人制バスケットボールのグループC初戦で、初出場のスロベニアはアルゼンチンと対戦。アルゼンチンは2019年のFIBAワールドカップで準優勝を飾った強豪国ではあったものの、スロベニアの1人の男が試合を支配した。

「私は2年前、彼がNBAを含めて世界のベストプレーヤーだと言った。そして今、私の中で全く疑うことはないし、異論を唱える者はいないだろう。彼こそが世界のベストプレーヤーだ」

 アルゼンチン代表のセルヒオ・エルナンデス・ヘッドコーチ(HC)が試合後に語ったこの言葉が、この一戦を端的に表していると言っていいだろう。指揮官が「世界のベストプレーヤー」と称したのは、ダラス・マーベリックスでプレーするルカ・ドンチッチだ。

 ドンチッチは試合後に「これが僕らにとって初めてのオリンピック。最初の試合に勝てたことは、スロベニアの皆にとってものすごく特別なことだと思う」と謙虚に話していたが、22歳の神童は世界中にその名を知らしめる強烈なデビューを飾った。
 
 第1クォーター序盤に3連発でステップバックスリーを放り込み、一気に流れを引き寄せたドンチッチは、前半だけで31得点を荒稼ぎ。後半も試合を支配し、終わってみればスロベニアは118-100でアルゼンチンに快勝。ドンチッチは48得点、11リバウンド、5アシスト、3ブロックと大爆発。フィールドゴール62.1%(18/29)、3ポイント42.9%(6/14)、フリースロー85.7%(6/7)とショット成功率も高く、まさにアンストッパブルなパフォーマンスを披露した。

「我々にはゲームプランがあり、選手たちがそれを見事に遂行してくれた。特にオフェンス面でね。何と言えばいいか。最高だったね。我々は118得点もしたんだから。そしてこの男(ドンチッチ)がとんでもないゲームをしてくれた。このチームを楽にしてくれたよ」

 アレクサンダー・セクリッチHCがそう話したように、スロベニアはこの試合で59-32とリバウンド面でアルゼンチンを圧倒。3ポイントも16.1%(5/31)に抑え込み、自チームは37.2%(16/43)と高確率で沈めた。

 ドンチッチ率いるスロベニアが2連勝をかけて戦う相手は日本。29日に行なわれる試合で、日本はおそらくスペイン代表のリッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)対策のように、渡邊雄太(トロント・ラプターズ)と馬場雄大(メルボルン・ユナイテッド)を交互にぶつけることになるだろうが、この男をどこまでスローダウンできるのかは必見だ。

文●秋山裕之(フリーライター)
 

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