８月６日、東京五輪の女子バスケットボールは準決勝が行なわれ、世界ランキング10位の日本は５位のフランスと対戦。

　第１クォーター、日本はフランスに８点のリードを奪われたが、第２クォーターに逆転に成功すると、後半には20点以上の差をつけるなどフランスを圧倒し87－71で勝利。初の決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。

　大会新記録となる18アシストをマークした司令塔の町田瑠唯は、「今日はみんなすごい動きが良かったので、自分はドライブだったりみんなの動きに対してのパスを出していた。みんなのおかげでこの数字がついたんじゃないかと思います」とチームメイトに感謝を述べた。
  　試合中、場内に五輪のアシスト記録を更新したアナウンスが流れたが、本人は「聞こえてないです」と苦笑いしつつも、「そこまで数字にはこだわってなかったんですけど、そういう風に歴史に残せたことはすごく嬉しいと思います」と喜んだ。

　そして28歳の司令塔は、「とにかく早い展開に持っていくことを意識して、あとはゲームコントロールもそうですし、ペイントアタックしてそこからキックアウトしたりパスしたりというのが自分の役割だと思っているので、それは意識してやっていました」と振り返った。

　決勝で当たるアメリカとは予選で対戦し、69－86で敗れているが、「やっぱりリベンジしたいと思っていますし、本当に強いチームだと思うんですけど、自分たちも絶対勝てない相手ではないと思うので、チーム全員で戦っていきたいと思います」と雪辱を誓った。

構成●ダンクシュート編集部

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