8月16日(日本時間17日、日付は以下同)に公開された『NBC Sports Bay Area』のポッドキャスト「Dubs Talk podcast」にて、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチ(HC)が今季のチームについて持論を語った。
「今年のチームは若い選手たちとメンター(助言者)、ベテラン陣がうまくミックスされていると思う。チームが一体となっていけば、このチームは(2018年の)チャンピオンシップチーム以来の力を発揮できるだろう。もちろん、それは誰がプレーする準備ができているかによって変わってくるがね」
ウォリアーズは2018-19シーズンまで5年連続でNBAファイナルに進出し、そのうち3度の優勝を経験。だが一昨季は15勝50敗(勝率23.1%)でリーグワースト、昨季は39勝33敗(勝率54.2%)を残すもプレーイン・トーナメントに敗れ、2年連続でプレーオフを逃すことに。
ただ、今季のチームはステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーンという2人のリーダーの周囲にアンドリュー・ウィギンズ、ジェームズ・ワイズマン、ケボン・ルーニー、ジョーダン・プールといった昨季からの戦力に、ジョナサン・クミンガ、モーゼス・ムーディーという2人のルーキーが加入した。
さらにフリーエージェント(FA)戦線でオットー・ポーターJr.とネマニャ・ビエリツァ、大ベテランのアンドレ・イグダーラが3シーズンぶりに復帰。そしてここ2シーズンをケガのため全休しているクレイ・トンプソンも11月中には戦列に戻れる予定のため、プレーオフ進出に必要な戦力は揃ったと言える。
「このチーム構成と(ロースターの)バランス、そして我々が達成できることを考えると、本当にワクワクするよ」と指揮官も開幕を待ちきれないようだ。
ウエストには昨季ファイナルへ進出したフェニックス・サンズ、リーグベストの戦績を残したユタ・ジャズ、スーパーチームと化したロサンゼルス・レイカーズ、豪華戦力を有するロサンゼルス・クリッパーズなど強豪チームが数多くいるものの、カーHCの自信は揺るがない。
「ウエスタン・カンファレンスの残りのチームにとって、我々がどの位置にいるのかを正確に把握するのは本当に難しい。素晴らしいチームが数多くあるのは明白だからね。それに我々はこのグループになってからまだ一度も練習さえしていない。だけど、このチームが持つポテンシャルが非常に楽しみなんだ」
しかし現時点ではトレーニングキャンプも始まっていないため、指揮官も「でもこのことを証明するために、我々はたくさんのことに取り組んでいかないといけないね」と気を引き締める。
カリー、トンプソン、グリーンを中心としたウォリアーズは再び頂点を狙えるのか。まず選手たちはキャンプ開始までにコンディションを整えてほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
「今年のチームは若い選手たちとメンター(助言者)、ベテラン陣がうまくミックスされていると思う。チームが一体となっていけば、このチームは(2018年の)チャンピオンシップチーム以来の力を発揮できるだろう。もちろん、それは誰がプレーする準備ができているかによって変わってくるがね」
ウォリアーズは2018-19シーズンまで5年連続でNBAファイナルに進出し、そのうち3度の優勝を経験。だが一昨季は15勝50敗(勝率23.1%)でリーグワースト、昨季は39勝33敗(勝率54.2%)を残すもプレーイン・トーナメントに敗れ、2年連続でプレーオフを逃すことに。
ただ、今季のチームはステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーンという2人のリーダーの周囲にアンドリュー・ウィギンズ、ジェームズ・ワイズマン、ケボン・ルーニー、ジョーダン・プールといった昨季からの戦力に、ジョナサン・クミンガ、モーゼス・ムーディーという2人のルーキーが加入した。
さらにフリーエージェント(FA)戦線でオットー・ポーターJr.とネマニャ・ビエリツァ、大ベテランのアンドレ・イグダーラが3シーズンぶりに復帰。そしてここ2シーズンをケガのため全休しているクレイ・トンプソンも11月中には戦列に戻れる予定のため、プレーオフ進出に必要な戦力は揃ったと言える。
「このチーム構成と(ロースターの)バランス、そして我々が達成できることを考えると、本当にワクワクするよ」と指揮官も開幕を待ちきれないようだ。
ウエストには昨季ファイナルへ進出したフェニックス・サンズ、リーグベストの戦績を残したユタ・ジャズ、スーパーチームと化したロサンゼルス・レイカーズ、豪華戦力を有するロサンゼルス・クリッパーズなど強豪チームが数多くいるものの、カーHCの自信は揺るがない。
「ウエスタン・カンファレンスの残りのチームにとって、我々がどの位置にいるのかを正確に把握するのは本当に難しい。素晴らしいチームが数多くあるのは明白だからね。それに我々はこのグループになってからまだ一度も練習さえしていない。だけど、このチームが持つポテンシャルが非常に楽しみなんだ」
しかし現時点ではトレーニングキャンプも始まっていないため、指揮官も「でもこのことを証明するために、我々はたくさんのことに取り組んでいかないといけないね」と気を引き締める。
カリー、トンプソン、グリーンを中心としたウォリアーズは再び頂点を狙えるのか。まず選手たちはキャンプ開始までにコンディションを整えてほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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