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NBA

八村塁の来季の起用法は?選手層が厚くなったウィザーズで「ルイの役割は変わらない」とGMが先発起用を予想<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.08.16

大型トレードで選手層に厚みを増したウィザーズ。そのなかで「ルイの役割は変わらない」とシェパードGMは八村の先発起用を予想した。(C)Getty Images

大型トレードで選手層に厚みを増したウィザーズ。そのなかで「ルイの役割は変わらない」とシェパードGMは八村の先発起用を予想した。(C)Getty Images

 現地時間8月13日、ワシントン・ウィザーズのトミー・シェパードGM(ゼネラルマネージャー)が会見を行ない、チームの今オフの動きと来季展望について語った。

 ウィザーズはドラフト前にロサンゼルス・レイカーズとのトレードが合意に達し、最終的に5チーム間の大型トレードに発展。ラッセル・ウエストブルック(現レイカーズ)、チャンドラー・ハッチソン(現サンアントニオ・スパーズ)、そして複数のドラフト指名権を放出した。

 その見返りとして、2020年にレイカーズの優勝に貢献したカイル・クーズマとケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、そして一昨季にシックスマン賞に輝いたモントレズ・ハレルをレイカーズから獲得。さらにブルックリン・ネッツからスペンサー・ディンウィディーを、インディアナ・ペイサーズからアーロン・ホリデーとアイザイア・トッド(今年のドラフト2巡目全体31位指名)をロースターに加えた。

 また、ドラフトでコーリー・キスパートを指名し、FA戦線ではハウル・ネトと再契約。そしてコーチングスタッフも変更され、5年間チームを率いたスコット・ブルックス前HC(ヘッドコーチ)に代わってウェス・アンセルドJr.が新指揮官に就任した。
 
「新しい選手が8人も加わった。(将来)殿堂入りするであろうラッセルを手放したが、ウイングとガードのポジションに柔軟性ができた。ポープとアーロンの加入、それにネトの残留で、ガード陣の起用法が広がったんだ。

 ウイングについては、ポープが2番(シューティングガード)と3番(スモールフォワード)をこなせる。そしてカイルは3番と4番(パワーフォワード)ができる。トレズ(ハレルの愛称)の活躍も楽しみだ。彼はチームにもの凄いエナジーをもたらす選手。彼も複数のポジションを務めることができる。

 コーリーもシュートをどんどん決めてくれる選手になるだろう。スペンサーは得点力があるから、ブラッドリー(ビール)に対する負担が軽減できる。パサーとしても素晴らしい。それにディフェンスもフィジカルにやるから、ブラッド(ビールの愛称)といいコンビネーションを組めると見ているよ」
 
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