今夏の東京オリンピックで大会4連覇を成し遂げたアメリカ代表で、シカゴ・ブルズのザック・ラビーンは攻守のつなぎ役を務め上げ、金メダル獲得に大きく貢献した。
キャリア7年目の昨季、ラビーンは平均27.4点、5.0リバウンド、4.9アシストにフィールドゴール成功率50.7%、3ポイント成功率41.9%(平均3.4本成功)、フリースロー成功率84.9%と、いずれも自己ベストの成績を残し、オールスターにも初選出。
だがチームはシーズン途中にオールスタービッグマンのニコラ・ヴュチェビッチを獲得しながらも、イースタン・カンファレンス11位の31勝41敗(勝率43.1%)に終わり、4シーズン連続でプレーオフ進出を逃した。
26歳のシューティングガードは今季終了後に完全FAになることもあり、8月下旬に代理人をレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)など超大物選手たちをクライアントに持つ『Klutch Sports』へ変更。
「(契約面など)そういったことは俺にはコントロールできない。俺にできるのはコートでベストを尽くすことなんだ。キャンプに向けて準備をし、いいチームメイトとなって、日々リーダーとして成長し、チームの勝利を助けること。それで俺は自分の価値を示していくことができると思う」
現地9月23日(日本時間24日)に『ESPN』へ掲載された記事の中でラビーンはそう話しており、「結局はビジネスなのさ」ともコメント。
ブルズはオフシーズンにデマー・デローザンやロンゾ・ボール、デリック・ジョーンズJr.、アレックス・カルーソらを獲得し、5シーズンぶりのポストシーズン進出に向けて戦力増強に成功した。
「彼ら(フロント)はチームのためにベストを尽くしてくれた。だから俺もコートに出て、チームのためにベストなことをしていく。今シーズンは俺だけでなく、皆にとってもの凄く重要なものになる。勝利することが全てだ」と若きエースは決意を新たにした。
選手としての実績で言えば、ラビーンよりもデローザンやヴュチェビッチの方が上だろう。だがブルズの現エースは今季もこの男であることに変わりない。
今季に向けて、ラビーンは「リーダーシップの面で、俺はもっと成長していくことが必要だ。自分のブランドというものを伸ばし続けていきたい。他人が俺のことについてどう意見してこようと関係ないね。(FA戦線は)俺と家族が前に進むための決断なんだ」と語っていた。
個人、チームともに、今季は勝負の年。是が非でもプレーオフに出場して結果を残したいところ。その目標をクリアできる体制は十二分に整ったと言っていいだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
キャリア7年目の昨季、ラビーンは平均27.4点、5.0リバウンド、4.9アシストにフィールドゴール成功率50.7%、3ポイント成功率41.9%(平均3.4本成功)、フリースロー成功率84.9%と、いずれも自己ベストの成績を残し、オールスターにも初選出。
だがチームはシーズン途中にオールスタービッグマンのニコラ・ヴュチェビッチを獲得しながらも、イースタン・カンファレンス11位の31勝41敗(勝率43.1%)に終わり、4シーズン連続でプレーオフ進出を逃した。
26歳のシューティングガードは今季終了後に完全FAになることもあり、8月下旬に代理人をレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)など超大物選手たちをクライアントに持つ『Klutch Sports』へ変更。
「(契約面など)そういったことは俺にはコントロールできない。俺にできるのはコートでベストを尽くすことなんだ。キャンプに向けて準備をし、いいチームメイトとなって、日々リーダーとして成長し、チームの勝利を助けること。それで俺は自分の価値を示していくことができると思う」
現地9月23日(日本時間24日)に『ESPN』へ掲載された記事の中でラビーンはそう話しており、「結局はビジネスなのさ」ともコメント。
ブルズはオフシーズンにデマー・デローザンやロンゾ・ボール、デリック・ジョーンズJr.、アレックス・カルーソらを獲得し、5シーズンぶりのポストシーズン進出に向けて戦力増強に成功した。
「彼ら(フロント)はチームのためにベストを尽くしてくれた。だから俺もコートに出て、チームのためにベストなことをしていく。今シーズンは俺だけでなく、皆にとってもの凄く重要なものになる。勝利することが全てだ」と若きエースは決意を新たにした。
選手としての実績で言えば、ラビーンよりもデローザンやヴュチェビッチの方が上だろう。だがブルズの現エースは今季もこの男であることに変わりない。
今季に向けて、ラビーンは「リーダーシップの面で、俺はもっと成長していくことが必要だ。自分のブランドというものを伸ばし続けていきたい。他人が俺のことについてどう意見してこようと関係ないね。(FA戦線は)俺と家族が前に進むための決断なんだ」と語っていた。
個人、チームともに、今季は勝負の年。是が非でもプレーオフに出場して結果を残したいところ。その目標をクリアできる体制は十二分に整ったと言っていいだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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