NBAの新シーズン開幕まで1か月を切ったなか、メディアを賑わせているのが、カイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)やアンドリュー・ウィギンズ(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)といった新型コロナウイルスのワクチン未接種組だ。
アメリカの大都市サンフランシスコは8月、12歳以上を対象に、レストランやバー、クラブ、ジム、バスケットボールの試合を含む大規模な屋内イベントに参加するためには予防接種証明を提示するように要求。NBA選手も例外ではなく、ウィギンズは宗教的な理由による例外申告を提出したが、サンフランシスコ市保健局の規定により却下され、ワクチンを接種しない場合はウォリアーズのホームゲームに出場できない状況となった。
また、ニューヨークもプロアスリートが屋内のアリーナでプレーするために、ワクチン接種証明書の提出を義務化。アービングはまだワクチン接種を済ませていないとされ、しまいには、ワクチンの裏で秘密結社が暗躍し、黒人をマスターコンピューターに接続する『サタン計画』に利用していると陰謀説を主張する反ワクチン派のアカウントをフォローして、投稿に『いいね!』をしたとして、波紋を呼んでいる。
そのなかで、NBA歴代1位の通算3万8387得点を誇るレジェンドで、殿堂入りセンターのカリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が物申している。米メディア『Rolling Stone』のメールインタビューで、「リーグはすべての選手とスタッフにワクチン接種を義務付けるべき」との見解を示した。
「チームメイト、スタッフ、ファンの健康と命を危険に晒しても構わないような選手は受け入れられない。状況の深刻さを把握することも、必要なリサーチもできないからだ。ワクチン接種を拒否する人間たちは不誠実だと思う。傲慢さから免疫学や医療専門家を信じていないからね。もし自分の子どもが病気になったり、自分自身が緊急治療を必要とする場合、同じ専門家が指示することをどれだけ迅速に行えるだろうか?」
アメリカの大都市サンフランシスコは8月、12歳以上を対象に、レストランやバー、クラブ、ジム、バスケットボールの試合を含む大規模な屋内イベントに参加するためには予防接種証明を提示するように要求。NBA選手も例外ではなく、ウィギンズは宗教的な理由による例外申告を提出したが、サンフランシスコ市保健局の規定により却下され、ワクチンを接種しない場合はウォリアーズのホームゲームに出場できない状況となった。
また、ニューヨークもプロアスリートが屋内のアリーナでプレーするために、ワクチン接種証明書の提出を義務化。アービングはまだワクチン接種を済ませていないとされ、しまいには、ワクチンの裏で秘密結社が暗躍し、黒人をマスターコンピューターに接続する『サタン計画』に利用していると陰謀説を主張する反ワクチン派のアカウントをフォローして、投稿に『いいね!』をしたとして、波紋を呼んでいる。
そのなかで、NBA歴代1位の通算3万8387得点を誇るレジェンドで、殿堂入りセンターのカリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が物申している。米メディア『Rolling Stone』のメールインタビューで、「リーグはすべての選手とスタッフにワクチン接種を義務付けるべき」との見解を示した。
「チームメイト、スタッフ、ファンの健康と命を危険に晒しても構わないような選手は受け入れられない。状況の深刻さを把握することも、必要なリサーチもできないからだ。ワクチン接種を拒否する人間たちは不誠実だと思う。傲慢さから免疫学や医療専門家を信じていないからね。もし自分の子どもが病気になったり、自分自身が緊急治療を必要とする場合、同じ専門家が指示することをどれだけ迅速に行えるだろうか?」