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NBA

「特別な選手になる」先輩トーマスが八村塁に太鼓判!比較対象に挙げた現役最高峰の選手とは?

秋山裕之

2019.10.30

敵地での3連戦を終え、ついにホームデビューを飾る八村。27日には地元で行なわれたMLBのワールドシリーズを観戦した。(C)Getty Images

敵地での3連戦を終え、ついにホームデビューを飾る八村。27日には地元で行なわれたMLBのワールドシリーズを観戦した。(C)Getty Images

 10月29日(日本時間30日)、ワシントン・ウィザーズは翌日に控えるヒューストン・ロケッツとのホーム開幕戦に向けて、チーム練習を行なった。

 対するロケッツも同日にチーム練習を行ない、ワシントンD.C.へと向かったのだが、クリント・カペラやラッセル・ウエストブルックなど、複数の選手たちがヒューストンを本拠地に置くMLBチーム、アストロズのユニホームを身にまとっていた。

 というのも、現在MLBではワールドシリーズが佳境に入っており、ヒューストン・アストロズとワシントン・ナショナルズが連日熱戦を繰り広げている。ともに同じ都市に本拠地を構えるロケッツとウィザーズの選手たちも、それぞれの地元球団のアイテムを身につけて優勝を後押ししているというわけだ。ウィザーズの八村塁も、ワシントンD.C.で行なわれた第5戦を現地で観戦。ナショナルズの赤いキャップとユニホーム姿で、ファンとともに声援を送った。

 なお、29日(同30日)にヒューストンで行なわれた第6戦は、7-2でナショナルズが制しシリーズは3勝3敗のタイに。ワシントンD.C.でNBAのロケッツ対ウィザーズと同じ日に、ヒューストンでワールドシリーズ最終戦も行われることとなった。
 
 ウィザーズとしては、ナショナルズがワールドシリーズでホーム3連敗を喫してしまっただけに、ロケッツとのホーム開幕戦にネガティブな印象を抱くかもしれないが、フランチャイズ史上、ホーム開幕戦は32勝26敗と勝率55.2%を記録。加えて、スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)の過去のホーム開幕戦での戦績は7勝2敗と大きく勝ち越しているのは心強い。

 ただし、現在のホーム、キャピタル・ワン・アリーナにおける開幕戦では10勝12敗、ブルックスHCもウィザーズの戦績だけで見れば1勝2敗と、いずれも負け越しているのが現状。さらにチームとしての力の差も、ウエストの強豪であるロケッツに比べれば大きく劣っていると言わざるを得ない。

 チームにとっての朗報は、注目ルーキーの八村が開幕から期待通りの活躍を続けていることだろう。前戦(対サンアントニオ・スパーズ)で復帰したアイザイア・トーマスも、チーム練習後に八村を高く評価していた。

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