アメリカではプロスポーツ選手のワクチン接種に対するルールは州ごとに定められており、ニューヨークはアリーナでプレーするためにワクチン接種証明書の提出が義務化されている。
そんななか、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングがワクチン未接種として周囲をざわつかせている。このままだとホームゲームでプレーできなくなる可能性に、元NBA選手のシャキール・オニールやケンドリック・パーキンスが、アービングを放出してしまうべきだと主張している。
ネッツと言えば、昨季途中に結成したケビン・デュラント、アービング、ジェームズ・ハーデンの強力ビッグ3に加え、元ダンク王のブレイク・グリフィン、現役引退から復帰したラマーカス・オルドリッジ、今季は新たにベテランのポール・ミルサップとパティ・ミルズが加入。ロサンゼルス・レイカーズと並ぶリーグ随一の豪華布陣を誇っている。
しかし、ワクチン未接種によりアービングがシーズンの半分以上で欠ける可能性が浮上。殿堂入りセンターであり、辛口批評で人気を博すシャックは、米放送局『CBS Sports Radio』の番組『Tiki & Tierney』で、アービングがワクチン未接種ならトレードに出すべきで、優勝するにはデュラントとハーデンのデュオを中心にした形で十分だと主張した。
2008年にボストン・セルティックスでケビン・ガーネット、ポール・ピアース、レイ・アレンのビッグ3とともにリーグ優勝を経験し、現在は米スポーツ専門局『ESPN』のアナリストを務めるパーキンスも、この意見に同調している。
「シャックは間違いなく正しい。ネッツはショーン・マークスがGMでトレードなどを判断する立場だが、すべてはケビン・デュラントにゆだねられる。シャックは『俺もフランチャイズプレーヤーだった。チャンピオンシップに勝つためには、全員が100%の状態で臨む必要がある。ワクチン接種関連は厄介な問題だ』と言った。
俺自身はこれ以上は足を深く踏み入れるつもりはないが、しかし、シャックはデュラントに『君には何かをやり遂げるチャンスがある。ジェームズ・ハーデンがいる。アイツ(アービング)に、気を散らせるような行動を取らせないようにしないといけない。時にはサポートを打ち切らないといけない』と説いている」
パーキンスは番組でのコメント動画を引用する形で、自身のツイッターに「チームメイトのことを忘れて、自分の主張のために家を燃やすような男はパートナーではない。もしKDがカイリーの件でステップアップしなければ、ジェームズ・ハーデンを含む彼らが築いてきたすべてのものを失うことになるだろう!」と投稿。改めて、“アービング不要論”を強く説いている。
マークスGMは先日、ハーデンとアービングの両名との契約延長交渉が始まったことを明かしていたが、アービングの状況次第では、チームも大きな決断を下さなければいけないかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
そんななか、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングがワクチン未接種として周囲をざわつかせている。このままだとホームゲームでプレーできなくなる可能性に、元NBA選手のシャキール・オニールやケンドリック・パーキンスが、アービングを放出してしまうべきだと主張している。
ネッツと言えば、昨季途中に結成したケビン・デュラント、アービング、ジェームズ・ハーデンの強力ビッグ3に加え、元ダンク王のブレイク・グリフィン、現役引退から復帰したラマーカス・オルドリッジ、今季は新たにベテランのポール・ミルサップとパティ・ミルズが加入。ロサンゼルス・レイカーズと並ぶリーグ随一の豪華布陣を誇っている。
しかし、ワクチン未接種によりアービングがシーズンの半分以上で欠ける可能性が浮上。殿堂入りセンターであり、辛口批評で人気を博すシャックは、米放送局『CBS Sports Radio』の番組『Tiki & Tierney』で、アービングがワクチン未接種ならトレードに出すべきで、優勝するにはデュラントとハーデンのデュオを中心にした形で十分だと主張した。
2008年にボストン・セルティックスでケビン・ガーネット、ポール・ピアース、レイ・アレンのビッグ3とともにリーグ優勝を経験し、現在は米スポーツ専門局『ESPN』のアナリストを務めるパーキンスも、この意見に同調している。
「シャックは間違いなく正しい。ネッツはショーン・マークスがGMでトレードなどを判断する立場だが、すべてはケビン・デュラントにゆだねられる。シャックは『俺もフランチャイズプレーヤーだった。チャンピオンシップに勝つためには、全員が100%の状態で臨む必要がある。ワクチン接種関連は厄介な問題だ』と言った。
俺自身はこれ以上は足を深く踏み入れるつもりはないが、しかし、シャックはデュラントに『君には何かをやり遂げるチャンスがある。ジェームズ・ハーデンがいる。アイツ(アービング)に、気を散らせるような行動を取らせないようにしないといけない。時にはサポートを打ち切らないといけない』と説いている」
パーキンスは番組でのコメント動画を引用する形で、自身のツイッターに「チームメイトのことを忘れて、自分の主張のために家を燃やすような男はパートナーではない。もしKDがカイリーの件でステップアップしなければ、ジェームズ・ハーデンを含む彼らが築いてきたすべてのものを失うことになるだろう!」と投稿。改めて、“アービング不要論”を強く説いている。
マークスGMは先日、ハーデンとアービングの両名との契約延長交渉が始まったことを明かしていたが、アービングの状況次第では、チームも大きな決断を下さなければいけないかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部