NBA

まだ見慣れない?今夏の移籍を機に背番号を変えた男たち

ダンクシュート編集部

2019.10.31

デイビスはレイカーズでもペリカンズ時代の23番をつける予定だったが、メーカーからの許可が下りず、小学校の時に着用していた3番に変更した。(C)Getty Images

 今年のオフシーズンは多くのスーパースターがチームを移り、大きな話題となった。

 そのなかには、移籍を機にユニフォームナンバーを変えた選手も少なくない。背番号はコート上でその選手を示す符号に過ぎないが、ファンにとっては前の番号の印象が強すぎて、違和感を覚える人もいるのではないだろうか。今回は様々な理由で、今季から新しいナンバーを背負っている選手たちを紹介する。

#35→#7 ケビン・デュラント
(ゴールデンステイト・ウォリアーズ→ブルックリン・ネッツ)
 2005年に35歳の若さで亡くなった友人に敬意を表するため、テキサス大時代から35番を着用。新天地のネッツでも愛着のあるこの番号を背負うと思われたが、「俺のバスケ人生は次の章へと向かう」という理由で7番に変更。発表したのは7月7日だった。

#23→#3 アンソニー・デイビス
(ニューオリンズ・ペリカンズ→ロサンゼルス・レイカーズ)
 ペリカンズ時代の23番は新天地で大黒柱のレブロン・ジェームズが着用。レイカーズ移籍が決まった後、レブロンが番号を譲る意思を示していたが、NBAのアパレルサプライヤーであるナイキから許可が下りず、小学校時代のナンバーである3に。ただ3番は今季限りで、来季からは23番を背負う(レブロンは6番を着用予定)。
#15→#8 ケンバ・ウォーカー
(シャーロット・ホーネッツ→ボストン・セルティックス)
 学生時代から15番で、プロ入り後も一貫して同番号を背負ってきた。しかし移籍先のセルティックスではトム・ハインソーンの欠番だったため、自身の誕生日(5月8日)にかけて8番をチョイス。過去にボストンで8番をつけた選手は13人おり、90年代後半から00年代前半にはオールスターフォワードのアントワン・ウォーカーがいた。

#23→#22 ジミー・バトラー
(フィラデルフィア・76ers→マイアミ・ヒート)
 デビューから6シーズン在籍したシカゴ・ブルズでは、短大時代のチームメイトであるジョー・フルスに敬意を表して21番でプレー。過去2シーズンは23番を着用も、移籍先のヒートではマイケル・ジョーダンの欠番でつけられず22番に。当のジョーダンはヒートに在籍経験はないが、球団社長のパット・ライリーがジョーダンの功績を称え、2003年に特別に欠番化した。

#1→#0 ディアンジェロ・ラッセル
(ブルックリン・ネッツ→ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
 2015年のプロ入り後はずっと1番をつけ、昨季はネッツでオールスターに初出場。しかしウォリアーズでは空きがなく(デイミオン・リーが着用)0番に変更。オハイオ大時代の番号を再び背負うことに。

#0→#15 デマーカス・カズンズ
(ゴールデンステイト・ウォリアーズ→ロサンゼルス・レイカーズ)
 ニューオリンズ・ペリカンズと昨季のウォリアーズでは0番を選択。ただレイカーズではすでに若手有望株のカイル・クーズマが使用しており、ケンタッキー大時代からサクラメント・キングス在籍時まで着用していた15番に戻した。

■その他の主な選手
#11→#10 マイク・コンリー(メンフィス・グリズリーズ→ユタ・ジャズ)
#0→#4 アイザイア・トーマス(デンバー・ナゲッツ→ワシントン・ウィザーズ)
#12→#3 テリー・ロジアー(ボストン・セルティックス→シャーロット・ホーネッツ)
#21→#39 ドワイト・ハワード(ワシントン・ウィザーズ→ロサンゼルス・レイカーズ)

構成●ダンクシュート編集部
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