ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは今季序盤戦、思わぬ故障続きでわずか6試合しか出場していない。今年12月に37歳の誕生日を迎えるなか、名物コメンテーターは、レブロンは残りのキャリアで優勝できないと辛口予想している。
昨季プレーオフであっけなく1回戦負けを喫し、リベンジを期していたレブロン。だが開幕直後に右足の痛みで2試合を欠場したほか、現地時間11月4日(日本時間5日)からは腹部の痛みにより、8試合連続で欠場(その間、レイカーズは3勝5敗)している。
平均24.8点はルーキーイヤーに次いで自己ワースト2位に相当。11月19日(同20日)のボストン・セルティックス戦で復帰の見込みと報道されているが、数週間にわたる欠場はレイカーズ加入4シーズンで3回目を数える。チームとしては今後も考え無理はさせたくないところだろう。
全試合に出場し平均15.2点、3ポイント成功率43.7%を記録している37歳のカーメロ・アンソニー以外に明るい材料が少ないレイカーズはここまで8勝8敗と波に乗れず、プレーオフ進出も不安視される状況。『ESPN』の名物コメンテーターであるスティーブン・A・スミス氏は、出演した番組『First Take』で「(ウエストから)ファイナルに行くのはウォリアーズだ」と主張したうえで、レブロンについて言及している。
「さらに言えば、レブロンはもう(自身のキャリア)最後のタイトルを獲得してると思う」
スミス氏は、レブロンのこれまでの功績に関しては「輝かしいキャリアにお祝いの言葉を送りたい。優勝4回、リーグMVP4回、NBAファイナルには10回出場した。彼の軌跡は驚異的で、スペシャルなものだ。バスケットボールで見せたすべてのことを、永遠にリスペクトする」と高く評価。しかし、チーム状況も加味したうえで、優勝はないと予測している。
「バスケットボールのラッシュモア山(4人の大統領の顔が山肌に彫られていることで有名)を見ると、2~3位はレブロンとカリーム・アブドゥル・ジャバーの争いになる。でも、私はレブロンをバスケットボール史で歴代2位に据える。非の打ちどころのないロールモデルだ。ただ、もう(彼の時代は)終わったんだ。それはレブロンのせいじゃない。レブロンはレブロンであり、彼は戻ってきて、これまでやっていたことをやるだろう。でも、レイカーズは何も獲得できない」
レブロン、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドと熟練のオールスターが揃いながら、苦戦が続くレイカーズ。周囲の厳しい見解を払拭し、タイトル奪還へ勢いに乗れるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
昨季プレーオフであっけなく1回戦負けを喫し、リベンジを期していたレブロン。だが開幕直後に右足の痛みで2試合を欠場したほか、現地時間11月4日(日本時間5日)からは腹部の痛みにより、8試合連続で欠場(その間、レイカーズは3勝5敗)している。
平均24.8点はルーキーイヤーに次いで自己ワースト2位に相当。11月19日(同20日)のボストン・セルティックス戦で復帰の見込みと報道されているが、数週間にわたる欠場はレイカーズ加入4シーズンで3回目を数える。チームとしては今後も考え無理はさせたくないところだろう。
全試合に出場し平均15.2点、3ポイント成功率43.7%を記録している37歳のカーメロ・アンソニー以外に明るい材料が少ないレイカーズはここまで8勝8敗と波に乗れず、プレーオフ進出も不安視される状況。『ESPN』の名物コメンテーターであるスティーブン・A・スミス氏は、出演した番組『First Take』で「(ウエストから)ファイナルに行くのはウォリアーズだ」と主張したうえで、レブロンについて言及している。
「さらに言えば、レブロンはもう(自身のキャリア)最後のタイトルを獲得してると思う」
スミス氏は、レブロンのこれまでの功績に関しては「輝かしいキャリアにお祝いの言葉を送りたい。優勝4回、リーグMVP4回、NBAファイナルには10回出場した。彼の軌跡は驚異的で、スペシャルなものだ。バスケットボールで見せたすべてのことを、永遠にリスペクトする」と高く評価。しかし、チーム状況も加味したうえで、優勝はないと予測している。
「バスケットボールのラッシュモア山(4人の大統領の顔が山肌に彫られていることで有名)を見ると、2~3位はレブロンとカリーム・アブドゥル・ジャバーの争いになる。でも、私はレブロンをバスケットボール史で歴代2位に据える。非の打ちどころのないロールモデルだ。ただ、もう(彼の時代は)終わったんだ。それはレブロンのせいじゃない。レブロンはレブロンであり、彼は戻ってきて、これまでやっていたことをやるだろう。でも、レイカーズは何も獲得できない」
レブロン、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドと熟練のオールスターが揃いながら、苦戦が続くレイカーズ。周囲の厳しい見解を払拭し、タイトル奪還へ勢いに乗れるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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