専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「今の選手たちは怠け者」シャックがスーパーチームに嫌悪感!一方でアデトクンボを称賛「リスペクトしている」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.01.05

シャックはスーパーチームが流行する現代のリーグの風潮に苦言を呈した。(C)Getty Images

シャックはスーパーチームが流行する現代のリーグの風潮に苦言を呈した。(C)Getty Images

「スーパーチーム」――。2021-22シーズンのNBAで頻繁に聞かれる言葉だ。

 ロサンゼルス・レイカーズがレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板に、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンド(現クリーブランド・キャバリアーズ)を補強して強力な陣容を作り上げた。

 また、ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンのビッグ3を擁していたブルックリン・ネッツも、昨季途中から在籍していたブレイク・グリフィンに加え、ラマーカス・オルドリッジ、ポール・ミルサップ、パティ・ミルズと実力者を加えた。

 しかし、殿堂入りセンターであるシャキール・オニール(シャック)は、このスーパーチームが流行となりつつあることに異議を唱えている。

 スーパーチームの根源は、2010年にドゥエイン・ウェイド、レブロン、クリス・ボッシュがマイアミ・ヒートで結成した“スリーキングス”とも言われる。レブロンはヒートで12年、13年にリーグ優勝を果たしたのち、キャブズに戻って16年にリーグタイトルを獲得し、18年に移籍したレイカーズでも自身を中心にNBAの頂点に立った。

 しかし、コビー・ブライアントと強力デュオでレイカーズ3連覇、ヒートでもウェイドとのコンビで06年に優勝を経験したシャックは、徒党を組む風潮には反対のようだ。ポッドキャスト『Big Shot Bob Pod』で、現役時代の例を引き合いに出しながら、持論を展開した。
 
「俺が聞いた言葉は『新時代』。今の選手たちは本当に怠け者で、甘ったれだ。俺やビッグショット・ロブ(ロバート・オリーの愛称)に敬意を表してもらいたいものさ。もし俺が(オーランド・マジックに所属していた)1994年にヒューストンに(正しくは95年)敗れたあと、(スター選手たちと)チームを結成しても問題ないと分かっていれば、(ロケッツで)アキームとロブと一緒にプレーしていただろう。シカゴが俺たちを倒すたびに、マイケル・ジョーダンと一緒にプレーすることもできただろう。サンアントニオでティム・ダンカン、デイビッド・ロビンソンとともに戦うこともできた。実際、それで勝つこともできただろうが、俺はそれを選ばなかった。自分の傷をなめ、そういった選手を打ち負かしたいと思ったからね」

 シャックは『Jimmy Kimmel Live』でも、マジック時代の1994-95シーズンにイースタン・カンファレンス準決勝でジョーダン擁するブルズを倒したことに触れながら、同様の主張をしている。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号