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「この感覚が恋しかった」八村塁が復帰の喜びを実感!「新しいコーチもチームメイトも大好きだ」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.01.11

八村は1月10日のマジック戦で約7か月ぶりとなるNBAのコートに立った。(C)Getty Images

 ワシントン・ウィザーズに所属する八村塁は現地時間1月10日、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターで行なわれたオーランド・マジック戦で今季初出場。約14分間の出場で2本のダンクを含む6得点、3リバウンド、1アシストをあげてチームの勝利に貢献した。

 昨年6月のプレーオフ1回戦以来、約7か月ぶりにNBAのコートに立った八村は試合後、「最高だった。コートに戻るのが待ち遠しかった。少し休養の時間が必要だったけど、仲間と一緒にプレーできて嬉しい。この感覚が恋しかった」と笑顔でコメント。続けて「みんな僕のことを支えてくれている。チームメイトもコーチもスタッフも大好きだ」と語った。

 今季からウィザーズを率いるウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチとは「オフェンス、ディフェンス面についてたくさん話をしている」ようで、スペンサー・ディンウィディー、カイル・クーズマといった新加入選手とのケミストリーには「一緒に練習をしてきたし、試合もすべて見ているので慣れるのはそれほど難しくない」と自信を示した。

 欠場中は「バスケがすごく恋しかった。実戦は(東京)オリンピック以来で6、7か月経っていたのでこの瞬間が待ち遠しかった」というが、一方で「13歳の時にバスケットを始めて、それ以降はノンストップだった。日本ではバスケットボールのシーズンだけでなく1年中バスケをやる。だから1回も休むことはなかった。大学時代も夏の間は代表チームでプレーしていた。昨年もシーズン終了後に日本に帰って代表チームでプレーした。ずっと休みなくプレーして厳しかった」と当時の心境を告白した。
 
 それでも「少し落ち着いた後、コートに戻って来られて嬉しい。(欠場中は)自分のハイライト映像もたくさん見た。チームの試合も見てバスケが大好きだと再確認できた」と白い歯を見せた。

 そして「チームは僕の状況を理解してくれた。ドラフトされて以来、トミー(シェパートGM)は僕を支えてくれた。新しいコーチもチームメイトも最高だ。大好きだよ」と再び仲間に感謝を述べた八村。

 現在は「コンディションに問題はない」と語っており、今後はその恩をプレーで返したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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