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永久欠番のノビツキーにカリーやドンチッチ、母国ドイツの選手が賛辞「歴代最高のシューターの1人」「重要なのはその人柄」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.01.07

マブズ一筋21年をプレーしたノビツキー。引退から3年が経ち、球団史上4人目の永久欠番となった。(C)Getty Images

マブズ一筋21年をプレーしたノビツキー。引退から3年が経ち、球団史上4人目の永久欠番となった。(C)Getty Images

 現地時間1月5日(日本時間6日)、ダラス・マーベリックスはホームのアメリカン・エアラインズ・センターで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとの一戦を99-82で制し、記念すべき夜を迎えた。

 試合後、マブズはフランチャイズ史上最高の功労者であるダーク・ノビツキーの背番号41の永久欠番セレモニーを実施。今季からスペシャルアドバイザーとして戻ってきたレジェンドを祝福した。

 ドイツ出身のノビツキーは1998年の入団から2019年までマブズ一筋21シーズンをプレー。公称213cm・111kgの恵まれた体格に加え、アウトサイドからも自在にゴールを射抜く抜群の得点力でチームを牽引した。

 キャリア通算1522試合(うち先発1460試合)に出場し、平均20.7点、7.5リバウンド、2.4アシスト、フィールドゴール成功率47.1%、3ポイント成功率38.0%、フリースロー成功率87.9%を記録。オールスター選出14回、オールNBAチーム選出12回を誇り、通算3万1560得点はNBA歴代6位、外国籍選手として堂々のトップに君臨している。
 
 2006-07シーズンには平均24.6点、8.9リバウンド、3.4アシストに加えて、超一流シューターの証でもある“50-40-90”(フィールドゴール成功率50%、3ポイント成功率40%、フリースロー成功率90%以上)をクリアしてシーズンMVPを受賞。11年にはマブズを初優勝へ導き、ファイナルMVPを獲得した。

 会場には当時のチームメイトたちはもちろん、オーナーのマーク・キューバンや球団関係者らが駆けつけてノビツキーを祝福。キューバンはノビツキーのシグネチャームーブである片足フェイダウェイジャンパーの銅像をアリーナ前に設置することも明かすなど、自軍が誇るスーパースターに最大級の賛辞を送った。

 デレック・ハーパー(12番)、ブラッド・デイビス(15番)、ローランド・ブラックマン(22番)に次いで球団史上4人目の永久欠番となったノビツキーは、翌日に自身のTwitterを更新。「永遠に記憶に残る格別な夜をありがとう。ここ数日に連絡してくれた皆、ありがとう。皆さんには本当に感謝している」と締めくくった。
 
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