八村塁の所属するワシントン・ウィザーズは現地2月7日、ホームコートのキャピタル・ワン・アリーナでイースタン・カンファレンス首位のマイアミ・ヒートと対戦。1月17日以来となる地元での勝利を狙ったものの、試合序盤から主導権を握られ、100-121と大差で敗れた。
八村は今季最長となる26分間の出場で2本の3ポイントを含む11得点に3リバウンド、1アシスト、1スティール。日本のエースは第3クォーター残り4分から試合終了までコートに立ち続け、個人としてはまずまずのパフォーマンスを見せた。
強豪に実力差を見せつけられたウィザーズは24勝29敗(勝率45.3%)でカンファレンス11位。8位のボストン・セルティックスとは5ゲーム差とまだ逆転可能な位置にいるが、今年に入って6勝12敗、過去10試合で8敗と調子を大きく落としている。
このヒート戦後、昨夏にウィザーズに加入し開幕から先発を務めているカイル・クーズマが八村について語った。
「僕はルイとプレーするのが好きだ。彼には成功してほしいから一緒にコートに立っている時『積極的にプレーしろ』『考えすぎるな』『どんどん得点しろ』とアドバイスしている。彼が活躍すればみんなも活躍できる。一緒にプレーしている時間帯の内容は良い。フィラデルフィア(セブンティシクサーズ)戦とミルウォーキー(バックス)戦の一部内容は良かった。僕らはすごく相性が良いと思う。僕らが3番(スモールフォワード)と4番(パワーフォワード)を務めていれば、どちらかが相手ウイング選手とのミスマッチを生かせる」
さらにクーズマは同じポジションで後輩の八村の人間性についても評価。
「いいヤツだしアドバイスも聞くし向上心にも溢れている。(自分たちの)指摘も素直に受け入れる。彼は向上しようと常に努力しているんだ」
以前にもクーズマは八村と一緒に出場した時間帯のプレーに手応えを感じていた。またウィザーズのウェス・アンセルドJr.・ヘッドコーチは八村をセンターで起用するスモールラインナップの採用を示唆していた。
1月9日に復帰した八村はここまで14試合に出場し、平均7.8点、3.6リバウンド、0.9アシスト、フィールドゴール成功率43.6%、3ポイント成功率37.9%を記録。依然としてベンチスタートが続いているが、2月に入ってからは4戦中2試合で2桁得点と少しずつ調子を上げている。
2月10日に設定された今季のトレード・デッドラインまであとわずか。スランプ脱出のためにウィザーズは主力の放出も噂されているが、先発メンバーの変更も打開策のひとつと言えるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
八村は今季最長となる26分間の出場で2本の3ポイントを含む11得点に3リバウンド、1アシスト、1スティール。日本のエースは第3クォーター残り4分から試合終了までコートに立ち続け、個人としてはまずまずのパフォーマンスを見せた。
強豪に実力差を見せつけられたウィザーズは24勝29敗(勝率45.3%)でカンファレンス11位。8位のボストン・セルティックスとは5ゲーム差とまだ逆転可能な位置にいるが、今年に入って6勝12敗、過去10試合で8敗と調子を大きく落としている。
このヒート戦後、昨夏にウィザーズに加入し開幕から先発を務めているカイル・クーズマが八村について語った。
「僕はルイとプレーするのが好きだ。彼には成功してほしいから一緒にコートに立っている時『積極的にプレーしろ』『考えすぎるな』『どんどん得点しろ』とアドバイスしている。彼が活躍すればみんなも活躍できる。一緒にプレーしている時間帯の内容は良い。フィラデルフィア(セブンティシクサーズ)戦とミルウォーキー(バックス)戦の一部内容は良かった。僕らはすごく相性が良いと思う。僕らが3番(スモールフォワード)と4番(パワーフォワード)を務めていれば、どちらかが相手ウイング選手とのミスマッチを生かせる」
さらにクーズマは同じポジションで後輩の八村の人間性についても評価。
「いいヤツだしアドバイスも聞くし向上心にも溢れている。(自分たちの)指摘も素直に受け入れる。彼は向上しようと常に努力しているんだ」
以前にもクーズマは八村と一緒に出場した時間帯のプレーに手応えを感じていた。またウィザーズのウェス・アンセルドJr.・ヘッドコーチは八村をセンターで起用するスモールラインナップの採用を示唆していた。
1月9日に復帰した八村はここまで14試合に出場し、平均7.8点、3.6リバウンド、0.9アシスト、フィールドゴール成功率43.6%、3ポイント成功率37.9%を記録。依然としてベンチスタートが続いているが、2月に入ってからは4戦中2試合で2桁得点と少しずつ調子を上げている。
2月10日に設定された今季のトレード・デッドラインまであとわずか。スランプ脱出のためにウィザーズは主力の放出も噂されているが、先発メンバーの変更も打開策のひとつと言えるだろう。
構成●ダンクシュート編集部